立教大学の総合型選抜とは?試験内容や出願条件・倍率も解説

立教大学の総合型選抜(旧AO入試)情報まとめ【試験内容から対策方法まで】

「立教大学の総合型選抜はどんな試験なんだろう?」
「一般選抜との違いは何かな?」
「合格するには何を準備しておけばいいんだろう?」

総合型選抜で立教大学の合格を目指そうとしているものの、実際の試験内容や必要な対策がわからず悩む人は多いですよね。

立教大学では「特別入試」という名称で総合型選抜を実施しています。学部ごとに出願条件や審査方式が異なります。総合型選抜の実質倍率が一般選抜を上回る学部もあり、入念な準備が必要です。一方、多面的に評価してもらえるチャンスでもあります。

そこで本記事では試験内容や倍率などを交え、立教大学における総合型選抜の特徴を紹介します。この記事を読めば、合格に必要な情報を一通り把握できますよ。

総合型選抜がどんな試験かを詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

この記事の要約
  • 総合型選抜は4方式で学部ごとに審査内容が異なる
  • 自由選抜は全12学部対象で英語資格と評定3.8以上が主な条件
  • 法学部法学科の実質倍率58.0倍など一般選抜を上回る学部も多数

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目次

立教大学の総合型選抜は他大学と何が違う? 

立教大学の総合型選抜は他大学と何が違う?

立教大学の総合型選抜は、学部ごとに独自の募集要項と審査基準が設けられている点がほかの大学と異なります。出願条件や面接内容が学部共通ではないため、志望学部に合わせた個別対策が欠かせません。

多くの学部が評定平均を出願条件に設定しています。高校生活での学習姿勢を重視していることがわかります。さらに英語資格のスコア提出を求める学部が大半を占めます。

立教大学の総合型選抜は他大学と何が違う? 
出典:立教大学

実質倍率に注目すると、総合型選抜が一般選抜を上回る学部も多数あります。たとえば文学部教育学科では15.5倍に達し、法学部法学科は58.0倍という年も存在します。

立教大学の総合型選抜は他大学と何が違う?

一方で、経営学部B方式のように一般選抜より低い倍率の学科もあります。合格には出願書類・小論文・面接を通じた総合力が求められるため、早い段階からの情報収集と対策が合格の近道です。

立教大学における総合型選抜の基礎知識

立教大学における総合型選抜の基礎知識

ここからは次のトピック別で、立教大学における総合型選抜試験の基礎知識を解説します。

推薦型選抜との違い

立教大学の総合型選抜(自由選抜入試)と推薦型選抜(指定校推薦・関係校推薦)は、選考の仕組みと出願資格が大きく異なります。

推薦型選抜は高校の校長による推薦が必要です。大学が指定した高校の生徒だけが出願できる仕組みになっています。

一方、自由選抜入試には指定校の縛りがありません。出願条件を満たせば誰でも受験できる点が特徴といえます。

自由選抜入試の目的は、志望学部に関連した高い能力を持つ者の受け入れです。学業以外の活動で秀でた個性を持つ者も対象になります。

推薦型選抜は校内選考を経て出願するため、ライバルは同じ高校の生徒に限られます。自由選抜入試は全国の受験生が相手になるため、書類・小論文・面接の準備を早期に始めましょう。

学校推薦型選抜がどんな試験か詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

受験可能な学部

立教大学 総合型選抜が受験可能な学部

下表のように立教大学の総合型選抜では、試験の方式ごとで受験可能な学部が異なります。

試験方式学部
アスリート選抜入試文学部、経済学部、理学部、社会学部、法学部、観光学部、コミュニティ福祉学部、経営学部 、現代心理学部、異文化コミュニケーション学部、スポーツウエルネス学部
自由選抜入試文学部、経済学部、理学部、社会学部、法学部、観光学部、コミュニテイ相談学部、経営学部、現代心理学部、異文化コミュニケーション学部、スポートウェルネス学部
国際コース選抜入試(異文化コミュニケーション・社会・法学部)社会学部
国際コース選抜入試 Entrance Exam for International Courses(GLAP)リベラル・アーツ・プログラム
参考:立教大学

表からわかるように、アスリート選抜入試や自由選抜入試はほぼ全学部を対象としています。スポーツの実績や学外活動など、受験生が培ってきた多面的な能力を評価してもらえる点が魅力です。

国際コース選抜入試は、社会学系に限定されており、英語力や異文化理解力が重視されます。国際コース選抜入試 Entrance Exam for International Courses(GLAP)はリベラル・アーツ・プログラムに特化しており、英語のみで単位を修得できるコースで学びたい学生に向いています。

自分の強みや希望する学びの方向性をもとに、表を参考にしながら対象学部を確認しましょう。

入試スケジュール

立教大学の総合型選抜は、一般選抜より4〜5ヶ月早い9月に出願が始まるのが特徴です。2027年度の自由選抜入試の主なスケジュールは次のとおりです。

項目日程
Web出願期間2026年9月1日〜9月10日
書類送付締切日2026年9月11日
第1次選考(書類選考)結果発表2026年10月下旬
第2次選考(筆記・面接)2026年11月14日〜15日
合格発表2026年12月上旬
参考:立教大学

第2次選考は11月14日に大半の学部で実施されます。11月15日には理学部生命理学科・異文化コミュニケーション学部方式B・スポーツウエルネス学部が対象です。

文学科ドイツ文学専修・フランス文学専修のみ書類選考がありません。11月14日の第2次選考(筆記試験・面接)から始まります。

書類送付締切の9月11日を逆算すると、遅くとも7月中には準備をスタートするのが安心です。志望理由書や活動報告書の作成に時間がかかるため、夏休み前から動き出しましょう。

受験に必要な評定基準・条件

立教大学 総合型選抜に必要な評定基準・条件

立教大学の総合型選抜では、方式と学部によって必要な評定平均値や英語資格のスコアが定められています。主な出願条件は次のとおりです。

学部共通に加えて学部・学科指定の基準、条件を満たす必要がある

受験に必要な評定基準・条件
対象学部共通次の英語資格・検定試験のいずれかを受験し、スコアを提出できる者
ケンブリッジ英語検定
実用英語技能検定[英検]
GTEC
IELTS(Academic Module)
TEAP
TEAP CBT
TOEFL iBT
文学部文学科英米文学専修
経営学部国際経営学科
異文化コミュニケーション学部
/異文化コミュニケーション学科
次の英語資格・検定試験のいずれかの成績を取得している者
ケンブリッジ英語検定スコア140点以上
実用英語技能検定[英検]スコア1,950点以上
GTEC スコア 930 点以上
IELTS(Academic Module)オーバーオール・バンド・スコア4.0以上
TEAP スコア 225 点以上
TEAP CBT スコア420点以上
TOEFL iBT スコア42点以上
理学部・数学科
数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学Cの評定平均値が 4.2以上(理数数学Ⅰ、理数数学Ⅱ、理数数学特論履修者は上記科目に置き換え可能)
・物理学科
物理基礎、物理の評定平均値が4.0以上
・化学科
化学基礎、化学の評定平均値が4.0以上(理数化学履修者は上記科目に置き換え可能)
・生命理学科
化学基礎、化学、生物基礎、生物の評定平均値が4.0以上(理数化学、理数生物履修者は上記科目に置き換え可能)
参考:2025年度アスリート選抜入試入試要項

アスリート選抜入試では、学部共通で英検・GTEC・TOEFL iBTなど指定の英語資格スコアの提出が求められます。加えて学部・学科ごとの個別条件も満たさなければなりません。

自由選抜入試では、学部によって評定平均3.5〜4.0以上など異なる基準が課されます。たとえば文学部史学科や法学部は3.8以上、文学部教育学科や経営学部国際経営学科は4.0以上が必要です。

英語資格は多くの学部で出願要件に含まれています。

文学科英米文学専修・経営学部国際経営学科・異文化コミュニケーション学部では、英検スコア1,950点以上やTOEFL iBT42点以上など具体的な最低ラインが設定されています。

立教大学は出願条件に英語資格を求める学部が多く、語学資格の取得が合格の可能性を引き上げます。英検などの検定は受験時期に余裕を持って計画し、出願前に必要スコアを確保しましょう。

総合型選抜における評定の評価比重をより詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。

他入試との併願可否

立教大学の総合型選抜 他入試との併願可否

立教大学の総合型選抜では、一部の方式で他方式・他大学との併願が可能です。

スクロールできます
試験方式学部・学科名他方式・他校との併願可否
アスリート選抜入試文学部、経済学部、理学部、社会学部、法学部、観光学部、コミュニティ福祉学部、経営学部 、現代心理学部、異文化コミュニケーション学部、スポーツウエルネス学部7学科まで可
自由選抜入試文学部、経済学部、理学部、社会学部、法学部、観光学部、コミュニテイ相談学部、経営学部、現代心理学部、異文化コミュニケーション学部、スポートウェルネス学部可※1
国際コース選抜入試(異文化コミュニケーション・社会・法学部)社会学部可※2
国際コース選抜入試 Entrance Exam for International Courses(GLAP)リベラル・アーツ・プログラム不可※2※3
参考:立教大学
※1 自由選抜入試で合格した場合に入学することを前提として、他大学・他学部との併願は可能です。
※2 自由選抜入試との併願は学部によって異なります
※3 国際コース内選抜入試および帰国生入試との併願

アスリート選抜入試は最大7学科まで出願できるため、幅広い選択肢があります。

自由選抜入試は合格したら入学することを条件に併願が認められています。他校との受験時期が重ならないよう日程を確認しておきましょう。

国際コース選抜入試(異文化コミュニケーション・社会・法学部)は条件付きで併願可能な場合があるものの、GLAPでは併願できません。

他大学との併願可否も方式によって異なるため、受験計画を立てる際は入試要項を確認しましょう。総合型選抜が併願可能な大学をより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

立教大学における総合型選抜の試験内容

立教大学における総合型選抜の試験内容

ここからは下記の選考方法別で、立教大学における総合型選抜の試験内容を解説します。

立教大学の総合型選抜試験は、下記4つの方式で実施されています。

試験方式詳細
アスリート選抜入試スポーツ競技で優れた実績を持ち、立教大学の体育会をリードできる人を募集する方式。競技力だけでなく人格や学業への意欲、英語・初習言語を積極的に学ぶ姿勢も重視される
自由選抜入試志望学部に関連する能力や学外活動などで優れた個性をもつ受験生を、多面的に評価する方式。書類選考や小論文、面接を通じて、明確な目標設定や学問への探究心を総合的に評価される
国際コース選抜入試(異文化コミュニケーション・社会・法学部)グローバル社会で活躍できる素養を持つ受験生を対象とし、英語力や異文化理解力が必須となる方式。書類選考や小論文、面接を通じて、海外経験や言語運用能力などを総合的に評価される
国際コース選抜入試(GLAP)英語のみで卒業要件単位を修得できるコースなどを対象とした入試方式
ハイレベルな英語力や国際問題への関心を評価。書類選考や面接、小論文を通じて世界規模の課題に取り組む素質も見極められる。
立教大学の総合型選抜における4つの試験方式

立教大学の総合型選抜は、方式ごとに書類選考・小論文・面接の組み合わせが異なります。

二次試験にはどの学部にも面接が課されており、学科により小論文や筆記試験が加わる場合もあります。志望する方式の試験内容を正確に把握したうえで対策を進めましょう。

詳しくは、立教大学の公式ホームページで確認しましょう。

アスリート選抜入試

アスリート選抜入試は、スポーツ競技の実績と学業意欲の両方を審査する方式です。競技実績が優秀なだけでなく、人格面や学業に対する高い意欲をもつ受験生を選抜します。

出願時に最大7学科(専修)まで志望できます。第1次選考の合格発表時に、第2次選考で受験する学部学科が決まる仕組みです。

第1次選考ではスポーツ成績の証明書類・志望理由書・英語資格スコアなどを提出します。第2次選考では面接が実施され、競技実績だけでなく入学後の学習計画や人間性も評価の対象になります。

英語資格のスコア提出は全学部共通の条件です。スポーツに打ち込みながらも英語検定の受験計画を早めに立てておきましょう。

アスリート選抜入試の特徴を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

自由選抜入試

学部名試験内容
文学部・キリスト教学科、文学科(日本文学、文芸・思想専修)
面接
・文学科(英米文学専修)
英作文:英語の問題文が与えられ、それについて書かれた英作文から、読解力・文章構成力・表現力などを評価
面接
・文学科(英米文学専修)
英作文:ドイツ語・フランス語の語学力を測る問題と、ドイツ語・フランス語の読解力と日本語による論理的構成力・表現力を測る総合問題
面接
・教育学科
小論文:教育や社会に関するテーマが与えられ、読解力・論理的構成力・表現力などを総合的に評価
面接
経済学部総合科目:現代の政治経済に関する知識・関心、基礎的な数学的分析能力を問われる問題
面接
理学部小論文:科学の基本内容で、論文作成のための素材や枠が与えらえ、独創的発想・問題理解力・文章表現力・科学的素質などを評価
面接
社会学部小論文:与えられたテーマについて書かれた小論文から、論理的構成力・文章表現力・知的素質・独創的発想などを評価
面接:第1次先行で提出した自由研究成果物の口頭発表を5分、質疑応答を10分実施
法部面接
観光学部小論文:与えられたテーマについて書かれた小論文から、論理的構成力・分析力・文章表現力・基礎的学問知識などを評価
面接
コミュニティ福祉学部面接:第1次先行で提出したプレゼンテーション資料の口頭発表を7分、質疑応答を13分実施
経営学部・経営学科
面接
・経営学科、国際経営学科
小論文:論文作成のための素材や枠が与えらえ、独創的発想・問題理解力・文章表現力・科学的素質などを評価
面接
現代心理学部・心理学科
小論文:課題文が与えられ、これを参考にして書かれた小論文から、読解力・独創性・論理的構成力・上限力などを評価
面接
・映像身体学科
面接
異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科
・方式A
小論文:社会・文化・言語・教育などの課題文が与えられ、読解力・論理的構成力・表現力などを評価
面接
・方式B
面接:第1次先行で提出した研究計画書ののプレゼンテーションを5分、質疑応答を15分実施
スポーツウェルネス学部小論文
論文作成のための素材や枠が与えらえ、独創的発想・問題理解力・文章表現力・科学的素質などを評価
面接
1日目個別、2日目グループディスカッション

参考:2025年度自由選抜入試入試要項

自由選抜入試は、書類選考(第1次)と筆記・面接(第2次)の2段階で合否が決まります。志望学部に関連した高い能力や、学業以外の活動で秀でた個性をもつ受験生を選抜する入試です。

第1次選考では、志望理由書・活動報告書・英語資格のスコアなどを提出します。学部によって提出書類の種類や分量が異なる点に注意が必要です。

第2次選考は、学部・学科に応じて小論文・面接・プレゼンテーションなどが課されます。たとえば経済学部では数学的知識を問う総合問題と面接、コミュニティ福祉学部ではプレゼンテーションと面接が実施されます。

面接では志望理由や入学後の学習計画が問われるため、アドミッションポリシーの理解が不可欠です。学部ごとの選考内容を入試要項で確認し、早めに対策を始めましょう。

自由選抜入試の特徴を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

国際コース選抜入試(異文化コミュニケーション・社会・法学部)

学部名試験内容
社会学部小論文
与えられたテーマについて書かれた小論文から、論理的構成力・文章表現力・知的素質・独創的発想などを評価
面接
法学部面接
異文化コミュニケーション学部面接
学部に関する30分の英語による講義を聴講後、講義に関する文章を英語で書き、面接を実施

参考:2025年度 国際コース選抜入試(異文化コミュニケーション・社会・法学部) 入試要項

国際コース選抜入試は、高い英語力と異文化理解力を持つ受験生を対象とした方式です。グローバル社会に貢献できる人材の育成を目的としたコースへの入学者を選抜します。

対象は異文化コミュニケーション学部・社会学部・法学部の3学部に限られています。出願には評定平均3.8以上と指定の英語資格スコアが必要です。

選考は書類審査と第2次試験(小論文・面接)の2段階で行われます。一次の書類審査を通過した受験生のみが、二次の小論文や面接に進める流れです。

自由選抜入試と試験日が重ならない場合は併願も可能です。両方の方式を視野に入れると、合格のチャンスを広げられます。

国際コース選抜入試(GLAP)

試験内容
第1次選考書類選考
第2次選考小論文
与えられた英文を読み、そのテーマについて書かれた小論文から、読解力 論理的構成力・文章表現力などを評価
面接

GLAP(Global Liberal Arts Program)の国際コース選抜入試は、英語のみで学位取得を目指すプログラムへの入学者を選抜する方式です。

GLAPは2016年に開設されたプログラムで、原則として英語のみで学位を取得します。少人数制授業と全員必須の1年間の海外留学が特徴です。特定の学部に属さず、独立したカリキュラムで運営されています。

GLAPは一般入試を行っておらず、入学にはこの選抜入試の受験が必須です。出願には指定の英語資格で基準以上のスコアを取得していなければなりません。

選考は書類審査と第2次試験(小論文・面接)の2段階で進みます。面接では英語での受け答えが求められるため、リスニングとスピーキングの対策が欠かせません。

国際コース選抜入試内での併願は不可のため、出願前に慎重に検討しましょう。

国際コース選抜入試(GLAP)の特徴を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

立教大学・総合型選抜の倍率/難易度

立教大学の総合型選抜の倍率は、学部・学科ごとに大きな差があります。下の表に主要学部の実質倍率をまとめました。

スクロールできます
学部総合型選抜
(実質倍率)
一般選抜
(実質倍率)
文学部キリスト教学科5.3、文学科英文学専修1.7、文学科ドイツ文学専修2.5
文学科フランス文学専修4.2、文学科日本文学専修4.8
文学科文芸思想専修4.1、史学科2.8、教育学科15.5
3.6
異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科方式A4.0、方式B4.3、4.1
経済学部経済学科8.2、経済政策学科13.0、会計ファイナンス学科6.23.7
経営学部経営学科A資格Ⅰ3.2、Ⅱ15.4、B方式1.0
国際経営学科A資格Ⅲ3.0、B方式2.7
4.5
理工学部数学科2.3、物理学科2.0、化学科3.0、生命理学科3.03.3
社会学部社会学科10.6、現代文化学科10.2、メディア社会学科6.24.0
法学部法学科58.0、政治学科3.72.7
観光学部観光学科12.5、交流文化学科3.43.4
コミュニテイ社会学部コミュニティ政策学科5.1、福祉学科2.83.2
現代心理学部心理学科7.0、映像身体学科4.34.6
スポーツウエルネス学部4.13.4
Global Liberal Arts Program5.45.4
参考:パスナビ
立教大学 総合型選抜の倍率・難易度

※実質倍率とは?
実質倍率とは、試験の受験者数を合格者数で割った値(受験者数÷合格者数)。実質倍率が低いとは、試験を受けた人に対し合格者が多く、合格の可能性が高いことを指す。
法学部法学科が58.0と突出して高く、文学部教育学科や経済政策学科なども一般選抜を上回る傾向です。一方で、文学科英文学専修や経営学部B方式のように、一般選抜より低い学科もあります。

法学部法学科が58.0倍と突出しており、経済政策学科や教育学科なども一般選抜を上回る傾向にあります。一方、文学科英文学専修1.7倍や経営学部B方式1.0倍のように一般選抜より低い学科も存在します。

倍率が高い学部は合格者数に対して受験者が多く、厳しい競争になります。ただし倍率が低くても、書類や面接の完成度が低ければ合格は難しい点に変わりありません。

立教大学の総合型選抜は他大学と何が違う? 

学部によって難易度に大きな差があるのが、立教大学の総合型選抜の特徴です。志望学部の倍率を確認し、対策の優先順位を決めましょう。

他大学も含め、総合型選抜試験の倍率をより詳しく知りたい人は次の記事を参考にしてください。

立教大学の総合型選抜におけるアドミッションポリシー

立教大学の総合型選抜におけるアドミッションポリシー

立教大学の総合型選抜で合格するには、アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)の理解が不可欠です。

入試方式詳細
アスリート選抜入試スポーツ競技の実績が優秀であるだけでなく、人格的にも優れ学業に対する高い意欲をもつ者を、競技実績や提出書類、小論文、面接等の内容により多面的・総合的に評価し、選抜することを目的とする。
自由選抜入試志望する学部に関連した高い能力をもつ者、あるいは学業以外の諸活動の分野に秀でた個性をもつ者で、本学ならびに各学部の教育目的を理解し、そこで学びたいという熱意を提出書類及び面接等の内容により多面的・総合的に評価し、選抜することを目的とする。
国際コース選抜入試グローバル社会に貢献できる人材を育成するコースや、英語のみで卒業要件単位を修得できるコース等での学修を希望する者を、提出書類や小論文、面接等の内容により多面的・総合的に評価し、選抜することを目的とする。
引用:立教大学の教育目的と各種方針 | 立教大学
立教大学のアドミッションポリシー

立教大学は「立教大学の使命」「教育の理念」「教育の目的」に賛同する学生を求めています。正課・正課外の教育に積極的に取り組む意志と、学士課程を4年間で修了する資質・能力が入学の前提条件です。

全学共通のアドミッションポリシーに加え、学部ごとに独自の方針が設けられています。たとえば法学部では「法学・政治学の特別な知識は不要」と明記されており、代わりに日本語での発表・議論の力や英語4技能が求められます。

志望理由書や面接では「なぜこの学部で学びたいのか」が問われます。アドミッションポリシーに記載された「求める学生像」を読み込み、自分の経験や目標と結びつけて伝える準備をしましょう。

アドミッションポリシーは立教大学の公式サイトで学部別に公開されています。出願前に必ず目を通してください。

アドミッションポリシーの特徴や重要性を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

立教大学における総合型選抜の合格体験談

立教大学における総合型選抜の合格体験談

ここでは、立教大学の総合型選抜に合格した受験生の体験談を紹介します。先輩たちの実体験から対策の方向性が見えてきます。

理学部学部に合格したM.N.さん

質問:本番当日はいかがでしたか?
回答:小論文は、問題用紙が配られてから開始まで待ち時間がかなりあり、問題も透けて見えてしまっていたため、テーマ選びから構成のプランニングまで頭の中で行うことができた状態で始められたのが良かったです。物理に関するテーマが5つほど提示され、書き直す時間まではありませんでしたが、答案を十分に見直す時間はありました。
面接は思っていたものと全く違いました。事前の試験案内では、面接があることのみ知らされていましたが、実際は口頭試問が用意されており、黒板を使いながら物理に関する設問に答えるよう求められました。口頭試問では1問だけわからないものがあり、少し気まずかったのですが、諦めずに答えたことが結果につながったのかなと思います。志望理由については、サッカーと勉強をどう両立していくつもりなのかなど、記述した内容を深掘りしてくるようなことを問われました。

引用:合格に向けて自分に必要なことを見極め、立教大学理学部に見事合格!M.N.さん | 総合型選抜の個別指導塾 洋々

小論文では、開始前の待ち時間にテーマ選びと構成を検討し、余裕を持って執筆できるように備えましょう。面接の口頭試問では、予想外の問題が出ても諦めずに答えることも大切です。

文学部学部に合格したまーみーさん

立教大学に行こうと思ったのが高校3年の6月ぐらいで、本格的に勉強したのは夏休みぐらいからです。もう立教大学しか考えてなかったので、総合型選抜(立教大学では自由選抜入試)と一般選抜の両方を視野に入れ、その1校だけを受けました。選抜の最終的な結果が出るまでは一般選抜の勉強もしてましたが、受かる自信があったので、そんなに力は入れてませんでした。部活は12月末までありましたが、両立はできていたと思います。

引用:パスナビ

高校3年の夏休みから自由選抜入試と一般選抜両方の勉強を進めることで、合格の自信を高められます。早めに志望学部の特徴を把握し、自分が何を学びたいかを明確に伝えられるよう準備しておくことが大切です。

立教大学も含め、総合型選抜試験に合格した受験生の体験談をより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

立教大学の総合型選抜に合格する対策方法

立教大学の総合型選抜に合格する対策方法

ここからは立教大学における総合型選抜の試験対策を、3つにまとめて紹介します。

立教大学の総合型選抜に合格するには、英語資格・面接・小論文の3本柱をバランスよく対策する必要があります。それぞれの対策を見ていきましょう。

上記に加え、総合型選抜への合格に向けやるべきことをより詳しく知りたい人は下の記事を参考にしてください。

英語をはじめとした外国語の資格を取得する

英語をはじめとした外国語の資格を取得する

立教大学の総合型選抜では、英語資格のスコアが出願要件や評価項目に含まれるケースが大半です。英検・TOEFL iBT・IELTS・GTECなどの指定資格を早期に取得しましょう。

たとえば異文化コミュニケーション学部の自由選抜入試では、英検スコア1,950点以上が求められます。スコアの有効期限は出願開始日から2年以内のため、高校2年の秋ごろまでに受験するのがおすすめです。

英語スコアは出願開始日(2026年9月1日)から遡って2年以内のものが有効です。期限切れにならないよう逆算して受験計画を立てましょう。

英語以外にも、中国語検定・フランス語検定・ハングル能力検定などが評価対象になる学部があります。異文化コミュニケーション学部を志望する場合は、英語にこだわらず他言語の資格取得も視野に入れましょう。

総合型選抜における英検取得の評価比重を詳しく知りたい人は次の記事を参考にしてください。

志望学部のアドミッションポリシーを踏まえた面接練習をする

志望学部のアドミッション・ポリシーを踏まえた面接練習をする

立教大学では、自由選抜入試やアスリート選抜入試をはじめ、面接を重視する方式が用意されています。面接のみで第2次選考を行う学部もあります。

アドミッションポリシーに合った受け答えが合否を左右する大きなポイントです。体育会での実績や留学体験など、学部独自の方針をしっかり理解しておく必要があります。

面接対策では自己PRだけでなく、志望理由や将来像を具体的に言語化する練習が有効です。想定質問への回答を考えつつ、応答の流れを自然に組み立てると説得力が高まります。

総合型選抜における面接試験の具体的な対策方法をより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

志望学部の専門知識をつけて小論文に臨む

志望学部の専門知識をつけて小論文に臨む

立教大学の総合型選抜では、自由選抜入試や国際コース選抜入試などで小論文が課されるケースが多いです。学部ごとの専門的なテーマに即した出題が見られます。

理学部なら科学的思考力、文学部なら文化や文学理論への知識などを踏まえた記述力が求められます。自分の志望分野の学問的背景を理解し、時事問題や社会情勢を絡めて書くこともポイントです。

与えられた材料を深く読み取り、自分の意見をわかりやすく表現する力が評価されます。書き慣れた文章を準備するのではなく、臨機応変に対応できる思考力を鍛えておきましょう。

総合型選抜における小論文試験の具体的な対策方法をより詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。

まとめ

立教大学の総合型選抜は「特別入試」として4方式で実施されています。自由選抜入試・アスリート選抜入試・国際コース選抜入試・GLAP国際コース選抜入試の4つです。

学部ごとに出願条件や審査内容が異なり、法学部法学科の実質倍率58.0倍に代表されるように一般選抜を上回る学部も多数あります。英語資格のスコア提出はほぼ全学部で必須となるため、高校2年生のうちから検定の受験計画を立てておきましょう。

2027年度の自由選抜入試は2026年9月1日に出願が始まります。志望理由書や活動報告書の準備には時間がかかるため、夏休み前から動き出すのが理想です。

合格への近道は、志望学部のアドミッションポリシーを読み込み、面接・小論文・書類の3つを計画的に対策することです。この記事の情報を活用して、合格に向けた準備を進めてください。

どんな人が総合型選抜に合格できるのか、受かる人・落ちる人それぞれの特徴を詳しく知りたい人は次の記事を参考にしてください。

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