総合型選抜の試験対策まとめ【準備から勉強法まで】

総合型選抜の試験対策まとめ【準備から勉強法まで】

この記事では準備から勉強法まで、総合型選抜試験の対策方法を解説します。

「総合型選抜で合格するには、どんな対策が必要なんだろう?」
「具体的な対策方法が知りたい…」

総合型選抜試験の合格を目指すうえで、準備の進め方や試験対策が分からず悩む人は多いですよね。

総合型選抜では、提出書類から口頭試験、学力試験まで幅広い対策が求められます。早期の計画的な準備が合格への鍵です。

そこで本記事では、試験ごとに総合型選抜の対策方法を紹介します。

この記事を読めば、総合型選抜試験で効果的な対策が明確になり、合格に近づくための方法が分かります。

この記事の要約
  • 総合型選抜対策は、アドミッション・ポリシーに沿って行う
  • 総合型選抜に合格する実績には部活動やボランティアがある
  • 書類選考・学力試験・口頭試験・記述試験で対策することが重要

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目次

総合型選抜における試験対策の必要性

総合型選抜での合格には、効果的な試験対策が欠かせません。

準備不足や対策時期を含めポイントを抑えた対策ができていないと、合格が難しくなる可能性があるからです。大学ごとに異なるアドミッション・ポリシーに沿った対策をしていないと、合格は遠のいてしまいます。

総合型選抜の対策では、以下の要点を押さえることが重要です。

  • 総合型選抜の対策は、早期に始めることが合格への近道
  • 合格に向けた対策ポイントを押さえ、効率よく準備を進める必要がある
  • 志望校のアドミッション・ポリシーを理解し、それに沿った試験対策を行うことが大切

アドミッション・ポリシーについてもっと知りたい人は、次の記事も参考にしてください。

総合型選抜における試験対策のポイント3つ

ここからは、次のトピック別に総合型選抜の合格に向けた試験対策のポイントを、3つにまとめて解説します。

  • 提出書類の準備
  • 試験対策の開始時期
  • 勉強法

ポイント1:提出書類の用意

総合型選抜での合格には、提出書類の準備が欠かせません。提出書類は、大学が求める人物像に合っていることを伝える手段だからです。

書類審査を通過するためには、まず、大学の教育方針やアドミッション・ポリシーを調べましょう。オープンキャンパスや資料請求を通じて、試験内容や求められる学生像を理解します。

次に、志望校を決めるために自己分析を行い、将来にどう活かすかを明確にします。最後に、書類選考に必要な志望理由書や活動報告書を準備します。特に志望理由書は、大学への熱意や目標を具体的に表す重要な書類です。

提出書類の用意など、総合型選抜でやるべきことをより詳しく知りたい人は次の記事を参考にしてください。

ポイント2:試験対策の開始時期

総合型選抜で合格するには、早めに試験対策を始めるほうが有利です。総合型選抜は一般入試と異なり、学力試験に加えて提出書類や面接などの準備も要るからです。

対策を始める時期は、特に高校2年の夏までに準備を始めるのが理想です。まずは、志望校のアドミッション・ポリシーや試験内容を調べましょう。そして、自己分析や書類作成を進めるとスムーズです。

早い段階から準備を進めることで、提出書類や面接対策に時間をかけたり、学力面の準備をする時間が確保できます。実際、受験を見据えた高校生活を送ることで、総合型選抜に向けた活動の幅も広がります。

総合型選抜対策の開始時期をより詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。

ポイント3:勉強法

総合型選抜の勉強方法には、「独学」と「塾の利用」の2通りあります。自分に合った方法を選ぶことで、効果的な受験対策が可能です。

独学は、マイペースで進められ、通塾の移動時間を勉強に使えるメリットがあります。自分で時間や量を管理したい人に向いています。教材には対策本や映像教材、アプリなどがあり、学校の先生のサポートも受けて対策することが可能です。

一方、塾を利用する場合は、専門的なノウハウや指導が受けられるのが大きな魅力です。特に総合型選抜に特化した指導を受けられるので、効率よく対策できます。費用はかかりますが、1人での学習が難しい人やサポートを受けたい人には適しています。

総合型選抜試験に向けた勉強の必要性や具体的な方法をより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

また、方法ごとでの勉強法を詳しく知りたい人は下の記事を参考にしてください。

総合型選抜試験を勝ち抜く実績の作り方

総合型選抜試験で合格を目指すには、学業以外の実績を積み上げ、自分の強みをアピールすることが重要です。ここでは、実績作りの具体的な方法を、5つにまとめて紹介します。

  • 部活動に参加する
  • 海外留学をする
  • ボランティア活動に参加する
  • 資格を取得する
  • アルバイトやインターンで実務経験を積む

なお、実績のない人が総合型選抜試験に合格する手順を知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

部活動に参加する

総合型選抜で評価される実績として、部活動の経験は重要です。部活動は、学生のリーダーシップや協調性、継続力を多面的に示す場であり、大学側から高く評価されやすいからです。

特に、継続的な努力やリーダーシップ、協調性を示すエピソードがあれば、大学側に好印象を与えられます。3年間取り組んできた実績があれば、成果だけでなく人間性や責任感も評価してもらいやすくなります。

実績をアピールする際には、大会での成績やチーム全体への貢献を数値化し、客観的に伝えることがポイントです。また、大学のアドミッション・ポリシーに沿って、自身の成長や取り組みを具体的に表現することで、合格の可能性が高まります。

総合型選抜で部活動がどれだけ評価されるのか、詳しく知りたい人は次の記事を参考にしてください。

海外留学をする

海外留学は、総合型選抜で評価されやすい実績の一つです。語学力や異文化理解力を高め、グローバルな視点を持つ人材として大学側にアピールできるからです。

たとえば、言語の壁がありながら現地の人々と交流し、異なる価値観を理解する経験が挙げられます。異文化の中で困難を乗り越えた経験は、大学が求めるチャレンジ精神や柔軟性を示すものとして評価されます。

短期留学やオンライン留学でも得られる成果は大きいため、長期休みを利用して積極的に取り組みましょう。また、志望する大学のアドミッション・ポリシーと自分の留学経験がどのように合致しているかを具体的に説明することも重要です。

総合型選抜で留学経験がどれだけ評価されるのか、詳しく知りたい人は下の記事を参考にしてください。

ボランティア活動に参加する

ボランティア活動は、総合型選抜で大学側に高く評価されやすい取り組みです。社会貢献や他者への関心を示し、協調性や責任感など幅広い人間性を示すことができます。

地域の清掃活動で思うように協力が得られない状況でも、仲間と協力して継続した経験などがその一例です。福祉施設での活動も強みとなります。利用者と心を通わせるために相手の立場を考え続けた経験は、課題解決力や柔軟性を伝える要素です。

ボランティア活動を通じて得た成長は、大学に対して自身の人間性を具体的に伝える材料になります。説得力のあるアピールとなるよう、志望校のアドミッション・ポリシーに沿って自分の経験を説明しましょう。

総合型選抜でボランティアの活動経験がどれだけ評価されるのか、詳しく知りたい人は次の記事を参考にしてください。

資格を取得する

資格取得も、総合型選抜で大学にアピールできる強力な実績となります。英検簿記ITパスポート試験などの資格は、学業以外の知識を示す証明として評価されやすいからです。

特に英検やTOEFLなどの語学資格は、海外留学や国際交流を重視する大学では高く評価されます。ビジネスや情報系に関連する簿記やITパスポートなども、実践的なスキルを証明する資格です。志望分野に応じて取得すると効果的です。

志望校のアドミッション・ポリシーに沿った資格を取得することで、総合型選抜での合格に近づけます。

例に挙げた資格以外にも、総合型選抜試験で有利になる資格を詳しく知りたい人は、下の記事も参考にしてください。

また資格のなかでも、総合型選抜における英検の重要性や必要性をより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

アルバイトやインターンで実務経験を積む

総合型選抜では、アルバイトやインターンシップでの実務経験も評価される実績です。社会での働き方を学び、時間管理能力やコミュニケーションスキルなど、実践的なスキルを身につけられるからです。

接客のアルバイトを通して得た対人スキルや、インターンでのプロジェクト経験は、大学での学びに直結します。インターンでは、志望学部に関連する業界での経験があると、専門分野への理解が深まります。

志望学部と関連する実務経験は、志望理由に説得力を持たせるものです。大学のアドミッション・ポリシーに沿ったアルバイトやインターンでの活動が実績作りの鍵となります。

【書類選考】総合型選抜試験の対策法

ここからは次のトピック別で、総合型選抜における書類選考の対策法を解説します。

  • 自己推薦書
  • 活動報告書
  • 志望理由書
  • ポートフォリオ
  • 学習計画書

総合型選抜試験における書類は、大学が受験生の個性や目標、将来のビジョンを確認する重要な選考要素です。各書類を通して、自分が大学の求める人物像に合っていることを具体的にアピールすることが求められます。

自己推薦書

総合型選抜における自己推薦書は、受験生が自身の人物像や能力を大学にアピールするための書類です。自己アピールや高校時代の取り組みなどを具体的に書きます。

自己推薦書を通じて、大学は学力以外の面から受験生を総合的に評価します。そのため、単に成績や活動実績を並べるのは望ましくありません。経験を通じて得た学びや成長、志望大学の特色との適合性を示すことが重要です。

自己推薦書の書き方のポイントは、自己分析を行い、自分の特性を整理することです。その後、大学の求める人物像に合わせて内容を精査します。具体的なエピソードを用いて、熱意を伝えることが評価につながります。また、客観的な視点での添削もかかせません。

活動報告書

活動報告書は、高校生活における具体的な活動を大学に伝えるための書類です。部活動・ボランティア・生徒会活動や課外活動など、積極的に取り組んできた内容を詳細に記載します。

大学側は、活動報告書を通じて受験生の協調性やリーダーシップ、継続力といった人間性を評価します。それぞれの活動から学んだ具体的な内容や成長過程を明確に示すことが大切です。

大会名や順位などの成果を具体的な数値やエピソードで補足すると、より説得力のあるものとなります。活動報告書を作成する際は、志望校のアドミッション・ポリシーと自分の経験を関連づけることもポイントです。大学が求める人物像に合った内容にすることで、志望の裏付けとなります。

志望理由書

総合型選抜における志望理由書は、総合型選抜において受験生が大学への熱意や目標を伝える書類です。単に「興味がある」ではなく、大学・学部への入学を希望する理由や入学後の目標を書きます。

志望理由書には、自分の目指す将来像や大学で学びたい内容、学びをどう活かすかを具体的に記載しましょう。また、大学のアドミッション・ポリシーと照らし合わせて、自分の適性や目標がどのように大学の教育方針に合致するかを説明することも重要です。

志望理由書を作成する際は、まず自分の活動をリストアップします。次に、各項目を深掘りします。経験を交えながら志望校に対する理解と、自分の目標を結びつけた内容に仕上げましょう。

ポートフォリオ

総合型選抜におけるポートフォリオは、スキルや成果を示す資料です。ポートフォリオには、作品や活動の記録、自己表現を記載します。具体的には、芸術作品、研究課題の成果物やボランティア活動の実績などが挙げられます。

大学が求める学生像に合致するように構成し、自分の興味や専門性を示すことが重要です。特に、載せる実績の過程や意図を説明することで、成長をアピールできます。

作品集に留まらず、大学での目標も含めると、より印象に残るポートフォリオとなります。作成の際は、視覚的に見やすく、各作品や活動に対する情熱や意義を明確に伝えることがポイントです。

学習計画書

学習計画書は、受験生が大学での学びを具体的に計画するための書類です。大学での学びの目的、具体的な学習計画から目標を示すことで、志望の本気度を伝えることができます。

学習計画書を作成する際は、まず志望学部や学科のカリキュラムを調べます。興味のある講義や研究テーマを選び、それに基づいた計画を立てましょう。

また、自分の将来像やそのために必要なスキルもあわせて記載します。大学での学びが将来の目標にどのように結びつくかを説明すると、より具体的な計画書になります。志望校のアドミッション・ポリシーに合わせた内容にすると、意欲や真剣さをアピールすることが可能です。

【学力試験】総合型選抜試験の対策法

ここからは次のトピック別で、総合型選抜における学力試験の対策法を解説します。

  • 大学ごとの対策
  • 共通テスト

総合型選抜試験の学力試験では、大学ごとに異なる内容が課されます。また、共通テストが求められることもあります。

大学が定める学力基準を満たし、合格するためには、早めの対策と自分に合った学習計画が重要です。

大学ごとの対策

総合型選抜試験の学力試験は、大学ごとに異なる内容が出題されます。そのため、志望校の傾向に沿った対策が必要です。

志望大学の過去問や出題傾向を確認し、必要な知識や出題範囲を把握しましょう。基礎学力に重点を置く大学や、専門分野の理解を試す大学など、求められる内容が多岐にわたります。

特定の学部や学科では、高度な知識が求められることもあります。重点的に学習する分野を明確にすることが効果的です。過去の出題内容に基づき、模擬試験や問題集を活用し、本番に向けた実践的な対策を積み重ねましょう。

共通テスト

総合型選抜試験では、共通テストの結果を学力の評価基準にしている場合があります。そのため、共通テスト対策も早めに始めておくことが重要です。

共通テストの出題範囲や形式を理解し、各科目の基礎を固めることが大切です。また、模擬試験や過去問を解くことで、自分の弱点や得意分野を把握し、効率的に学習を進めましょう。

共通テストは時間管理が求められるため、制限時間内で解答できるようにする練習が必要です。共通テストのスコアは一般選抜試験にもつながるため、総合型選抜においても重要な要素として意識しておきましょう。

総合型選抜における学力試験の対策方法をもっと詳しく知りたい人は、次の記事も参考にしてください。

【口頭試験】総合型選抜試験の対策法

ここからは次のトピック別で、総合型選抜における口頭試験の対策法を解説します。

  • 面接
  • グループディスカッション
  • プレゼンテーション

総合型選抜試験の口頭試験では、受験生の人間性やコミュニケーション能力、論理的な思考力が評価されます。口頭試験は、大学側にとって学力では見えにくい受験生の適性や意欲を確認する機会です。

面接

面接は、自分の個性や意欲、これまでの経験から得た価値観を直接伝えられる場です。大学側は、面接を通して受験生がどのような考えを持ち、大学生活でどのように活躍できるかを評価します。そして、大学の雰囲気や教育方針に合った人物かどうかを見極めます。

面接対策としては、自分の考えや強みを相手に伝わりやすいように自分の言葉でまとめましょう。また、質問に対して的確に答えられるよう準備しておくことが大切です。

面接の緊張を和らげ、自然なコミュニケーションを取れるようにするためには、模擬面接がおすすめです。話す内容だけでなく表情や姿勢にも気を配りながら練習を積むとよいでしょう。

グループディスカッション

グループディスカッションでは、複数の受験生が提示されたテーマについて意見を出し合い、議論を進めます。グループディスカッションでの評価は、積極的に発言する姿勢だけではありません。他の受験生と協力して取り組む力やコミュニケーション能力も評価対象です。

お互いの意見を理解し、適切なタイミングで建設的な意見を述べることが求められます。また、相手の意見を尊重しながら、自分の考えを的確に伝える力も必要です。

対策としては、さまざまなテーマについての議論を練習することが効果的です。模擬ディスカッションを通して、自分に適した役割を知ることもできます。発表の練習をすることで、より良いアピール方法を身につけましょう。

プレゼンテーション

総合型選抜のプレゼンテーションでは、テーマに沿って自分の考えを分かりやすく伝える力が求められます。大学側は、プレゼンテーションを通じて表現力や聴き手を引きつける工夫などを評価します。

プレゼンテーションの準備としては、テーマに沿った内容を深く掘り下げて考えることが重要です。導入で聴き手の興味を引き、本論で具体的な事例や根拠を示し、結論で要点をまとめる構成が効果的です。また、視覚的な資料やスライドを活用することで、視覚的に理解しやすい発表を心がけましょう。

緊張せずに自分の考えを伝えられることが、ポイントになります。声の大きさや話すペースにも注意し、リハーサルを重ねることが大切です。

【記述試験】総合型選抜試験の対策法

ここからは次のトピック別で、総合型選抜における記述試験の対策法を解説します。

  • 小論文
  • レポート

総合型選抜試験の記述試験では、受験生の文章力と自分の考えを正確に伝える力が求められます。記述試験は、知識の定着度だけでなく、テーマに対する深い理解と自分の意見を示す機会として重要です。

小論文

総合型選抜試験での小論文は、受験生の考え、価値観や論理的な表現力を評価するための試験です。大学側は小論文を通じて、受験生がテーマに対してどのような視点を持っているかを確認します。論理的に考えを構築し表現できるかがポイントです。

小論文の対策は、まずテーマに沿った論点を整理します。導入から結論まで一貫した主張ができるように構成を考えることが大切です。問題提起・意見・根拠・まとめの文章構成で書く練習をしましょう。

志望校の過去問や類似テーマに取り組むことで、出題傾向に合わせた対策ができます。加えて、社会問題や時事問題についての知識を日頃から蓄えておくと、説得力のある小論文が書けます。

レポート

総合型選抜試験でのレポートは、特定のテーマについて調査や分析を行い、自分の考えをまとめる形式です。レポートでは、客観的に情報を整理し、事実に基づいた考察を加えることが求められます。

レポート作成の際は、テーマに沿った情報収集を行い、情報を体系的に整理することが重要です。レポートの構成は、導入部分で目的や課題を示し、調査内容や分析結果を含む本論を展開します。最後にまとめや結論を述べる流れが一般的です。

文献やデータを参照し、自分の考えだけでなく客観的な情報も用いることで、説得力のある内容に仕上げます。志望校の出題傾向に合わせて過去の課題に取り組むと、テーマに沿った効果的なレポートを書く力が養えます。

総合型選抜対策のよくある質問

最後に、総合型選抜対策でよくある質問へまとめて回答します。

  • どんな人が総合型選抜に向いていますか?
  • 総合型選抜に合格するのはどんな人ですか?
  • 浪人生でも総合型選抜は受験できますか?
  • 総合型選抜の試験当日は私服でいいですか?

どんな人が総合型選抜に向いていますか?

総合型選抜で合格するのは、志望校のアドミッション・ポリシーに沿った実績や意欲を示せる人です。大学側は、教育方針に合った学生ほど、入学後に学業や課外活動で充実した成果を上げやすいと考えているためです。

また、自分の目標や強みを明確に持ち、それを具体的にアピールできる人も総合型選抜に向いています。逆に、明確な目標がないまま総合型選抜を選ぶと、準備や対策が曖昧になり、合格が遠のきます。

総合型選抜に合格するのはどんな人ですか?

総合型選抜に合格しやすいのは、自分の将来の目標が明確で、大学が求める人物像と重なる人です。大学は、そのような学生は大学でも積極的に学び続けると考えているからです。

志望校のアドミッション・ポリシーを理解し、自分の経験や実績との関連性を示せると、評価が高まります。自分の強みや目指す姿を持ち、実現するために大学で学びたいことを語れることも重要です。さらに、課外活動やボランティア経験を通じた学びで、人間性や熱意をアピールできると合格に近づきます。

総合型選抜に合格する人・落ちる人それぞれの特徴をより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

浪人生でも総合型選抜は受験できますか?

浪人生も総合型選抜を受験できる大学は多く存在します。しかし、受験資格は大学によって異なります。

多くの大学では浪人生の受験が可能ですが、一部の大学や学部では現役生に限定されているのも事実です。志望校の総合型選抜の募集要項を確認し、浪人生も対象かどうかを確認しましょう。

浪人生が総合型選抜を受験可能な大学について詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

総合型選抜の試験当日は私服でいいですか?

総合型選抜の試験当日、服装は私服でも構いません。清潔感と落ち着きのある身だしなみが大切です。

私服の場合でも、カジュアルすぎず、きちんとした印象を心がけると好印象につながります。また、髪型や靴も整え、全体的にフォーマル感があるようにしましょう。

試験当日の服装や身だしなみについてより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

まとめ

総合型選抜試験での合格には、試験形式ごとの対策が必要です。

試験対策は提出書類の準備から始まり、志望校のアドミッション・ポリシーに合わせた書類作成があります。学力試験、口頭試験や記述試験に対応した勉強も求められます。

早期の対策と実績作りが合格の鍵です。部活動、ボランティア活動や資格取得などの取り組みも評価されます。さらに、試験当日の服装や面接の準備も整え、総合型選抜の特徴に合わせた準備をしましょう。

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この記事を書いた人

リエのアバター リエ Webライター

【プロフィール】
テクニカルライター(2006年~)、オンラインスクールのCS/運営の実務案件を経て、現在はWebライターとして活動中。主に、SEOライティングやYoutube台本の執筆を担当。中学・高校・幼稚園教諭免許、保育士の資格を活かした教育関連の執筆を得意としています。
【専門分野】
教育/金融/不動産
【保有資格】
中学校教諭一種免許状(英語)
・高等学校教諭一種免許状(英語)
・幼稚園教諭二種免許状
保育士免許
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
日本FP協会 AFP認定

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