早稲田大学・国際教養学部のAO入試とは?試験の特徴&難易度・対策法まとめ

「早稲田大学の国際教養学部AO入試ってどんな試験なんだろう?」
「入試の倍率は高いのかな?」
「合格するためにはどうやって対策をしたらいい?」

早稲田大学の国際教養学部では、志願者の学力以外の能力や意欲を総合的に評価して合否を判断するAO入試を実施しています。受験を検討しているものの、どんな入試なのかイメージが持てない人は多いですよね。

そこで本記事では入試方式や倍率なども交え、早稲田大学・国際教養学部におけるAO入試の特徴を解説します。早稲田大学の受験を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 入試方式には国内選考と海外選考がある
  • 選考での学力試験はない
  • 9月入学の募集もある

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目次

早稲田大学・国際教養学部のAO入試とは?

早稲田大学の国際教養学部では、志願者の学力面に加えて活動経験や志望動機などを総合的に評価するAO入試を実施しています。

例年多くの受験生から人気を集めている入試方式です。

選考での学力試験はない

早稲田大学・国際教養学部のAO入試では、一般入試のような学力試験がありません。本入試では単なる学力だけでなく、受験生の経験や意欲を重要視しています。

そのため、選考は書類審査と小論文・エッセイの記述審査で総合的に合否を判定しています。学力が問われる試験ではないため、一般入試よりも合格のチャンスがつかみやすいのが特徴です。

9月入学の募集もある

早稲田大学・国際教養学部では、9月入学の募集も実施しています。インターナショナルスクールや海外の学校の卒業時期とも重なるため、入学しやすい制度として人気を集めています。

国籍や出身校がある国は定められていないため、2026年9月21日までに12年間の教育課程を修了していることが出願の条件です。

選考や出願書類選考には大きな違いはありませんが、9月の募集人員は150名です。4月入学者よりも募集人員が少ないため、合格を狙うなら入念な準備が必要です。

参考:9月入学募集要項

早稲田大学・国際教養学部AO入試の試験方式

早稲田大学・国際教養学部のAO入試には「国内選考」と「国外選考」の2種類があります。ここからは、それぞれの選考の特徴について解説していきます。

国内選考

国際教養学部AO入試の「国内選考」は、国内の教育施設での教育課程を修了した人を対象とした選考です。

日本の法令により設置されている高等学校等のことを指し、インターナショナルスクールなどの国内にある外国の学校は対象外となります。

【入試スケジュール】

出願期間2026年9月1日~9月8日
筆記審査2026年10月25日
合格発表2026年11月23日

参考:AO入試_国内選考

国外選考

国際教養学部AO入試の「国外選考」は、2026年3月31日までに12年間の非日本教育課程を修了もしくは修了予定の学生を対象とした選考です。

日本国内の民族系学校や、インターナショナルスクールに在籍している人も「国外選考」の対象に含まれます。出願する際には、選考方法に誤りがないように十分に確認してください。

【入試スケジュール】

出願期間2025年9月1日~9月9日
面接2025年11月8日
合格発表2026年11月25日

参考:AO入試_国外選考

国外選考では面接が実施されることもあります。一部志願者のみの実施となるため、出願書類のみで選考が進むのが一般的です。

早稲田大学・国際教養学部AO入試の試験内容

早稲田大学・国際教養学部AO入試の試験には「書類審査」と「筆記審査」の2種類があります。ここからは、各試験の内容について解説します。

書類審査

国内選考・国外選考ともに書類審査があります。出願時の提出書類の内容を基に評価されるため、誤字脱字がないように丁寧に作成することが重要です。

出願書類には英語資格試験のスコアも含まれます。受験までに何度も試験にチャレンジし、ライバルと差を付けられる結果を提出することが大切です。合格につながる書類作成ができるよう、早めから対策しておきましょう。

筆記審査

国内選考で受験する場合には、筆記審査が行われます。課される試験内容は以下の2種類です。

  • Critical Writing
  • 志望理由に関するエッセイ

「Critical Writing」では、思考力や表現力が問われます。当日与えられた資料を読み込み、理解・分析したうえで自分の考えを表現するという内容です。

「志望理由に関するエッセイ」は、中学卒業以降の経験や活動実績を踏まえて自分自身について表現することが求められます。当日の問題内で提示されるテーマと関連付けながら、志望理由を論理的に記述するという試験内容です。

当日十分に実力を発揮できるよう、事前に準備や練習を重ねておくことが大切です。

早稲田大学・国際教養学部AO入試の出願書類

ここからは、早稲田大学・国際教養学部のAO入試出願に必要な書類について解説します。

出願資格を証明する書類

出典:武田塾

国際教養学部のAO入試に出願するには、出願資格である教育課程修了の証明書を提出する必要があります。

以下の表のうち、自分が該当する資格を確認して必要書類を準備しておきましょう。

出願資格必要書類
教育課程修了もしくは修了見込者出身学校長が作成する調査書
高等学校卒業程度認定試験合格もしくは合格見込者
大学入学資格検定合格者
合格成績証明書または合格見込成績証明書
高等学校卒業程度認定審査合格者 合格証書のコピーまたは合格証明書原本

参考:AO入試_国内選考

Application Form

早稲田大学・国際教養学部のAO入試を受験するには、TAOの利用が必須です。

出願する際にはアカウントの取得・ログインを行い、必要事項の入力を進めます。出願者情報として顔写真ファイルのアップロードが必要になるため、事前に準備しておきましょう。なお、顔写真のデータは鮮明に写ったもののみ認められます。証明写真などで撮影しておいたものを使用できると安心です。

英語外部検定試験スコア

出典:英検公式サイト

早稲田大学・国際教養学部の出願には、英語外部検定試験スコアの提出が必要です。提出書類として認められている資格試験は限られているので、あらかじめ確認しておきましょう。

試験種別提出書類
実用英語技能検定合格証明書または英検CSEスコア証明書
TOEFL iBTTest Taker Score ReportOfficial Score Report(試験団体から直送)
IELTSTest Report FormTest Report Form(試験団体から直送)
GTECOfficial Score Certificate
参考:AO入試_国内選考

TOEFL iBTとIELTSは志願者からの書類提出に加え、試験団体からのデータ送付も必要です。データの送付に時間がかかることもあるため、早めに依頼しておきましょう。

日本語・英語以外の語学能力証明書

早稲田大学・国際教養学部のAO入試出願時には、任意で日本語・英語以外の語学能力証明書を提出できます。

CEFR B1 レベル以上に相当し、かつ4技能を測る試験を受験した場合のみ可能です。対象となる資格試験のスコアを証明できるものがあれば、語学能力試験の成績を証明する書類を提出しましょう。

ただし、認められるのは会場で受験した検定試験の結果のみです。自宅受験が可能な検定試験の証明書は不可とされているため、提出時には注意してください。

複数の氏名が同一人物である証明書類

出典:警察庁公式サイト

早稲田大学・国際教養学部AO入試の出願時にApplication Formに記載した氏名とその他の提出書類に記載されている氏名が異なる場合には、同一人物であることの証明書類を提出してください。

具体的には以下のような書類が証明書類として有効です。

  • 新・旧の氏名が記載された運転免許証(両面)
  • 戸籍謄本または戸籍抄本
  • 通称名が記載された住民票
  • 出身校の学校長が作成する同一人物証明書

学校長が作成する証明書類の書式は自由ですが、学校長の押印が必須です。学校長作成の証明書を使用する場合には、提出前に必ず確認しておきましょう。

成績証明書

転入や編入元の学校または留学席が発行する成績証明書がある場合、出願時には調査書に加えて書類を提出しなければなりません。

ただし、成績証明書が発行できない場合には提出は不要です。また、成績証明書を複数枚保有している場合には連結させて提出してください。

早稲田大学・国際教養学部AO入試の倍率・難易度

早稲田大学・国際教養学部AO入試の倍率は選考方法により大きく異なります。「4月入学・国内選考」「4月入学・国外選考」「9月入学選考」それぞれの倍率をまとめたので確認していきましょう。

【4月入学・国内選考】

年度倍率
20264.5
20254.7
20243.6

参考:国際教養学部AO倍率

【4月入学・国外選考】

年度倍率
20253.2
20242.5
20232.1

参考:国際教養学部AO倍率

【9月入学選考】

年度倍率
20252.8
20242.3
20232.0

参考:国際教養学部AO倍率

例年、最も倍率が高いのは「4月入学・国内選考」であることがわかります。倍率は4.0倍以上となるため、合格するためには十分な対策が不可欠です。

早稲田大学・国際教養学部AO入試のアドミッションポリシー

早稲田大学。国際教養学部のAO入試では、求めている学生像を表現するアドミッションポリシーを掲げています。

アドミッションポリシーを把握することで筆記試験などで効果的にアピールできます。受験する際には必ず確認しておきましょう。

  • 英語で学習する強い意欲がある
  • 母語以外の言語で意思疎通できる言語能力、またはその潜在能力がある
  • 複数の学問分野の視点から諸課題に取り組むための高い学力、またはその潜在能力がある
  • 問題を分析できる批判的能力、またはその潜在能力がある
  • 明確かつ正確に考えや情報を伝達できる能力、またはその潜在能力がある
  • 日本国内外での多様な文化・修学の経験を持ち、本学部に多様性をもたらせる
  • 生活や学習に挑戦できる社会的・心理的な適応性と柔軟性がある
  • 国際的・比較相対的視点から知的・道徳的問題に取り組む意思と意欲がある
引用:AO入試_国内選考

早稲田大学・国際教養学部AO入試の合格体験談

ここからは、早稲田大学・国際教養学部AO入試に合格した人の体験談を紹介します。

国際教養学部AO入試の筆記審査はエッセイや小論文などが中心なので、具体的にどのように対策をすれば合格につながるのか気になる人も多いのではないでしょうか。

リアルなエピソードには合格のヒントになることがたくさん含まれていますので、ぜひ参考にしてください。

【合格体験談1】

9月から洋々で準備を始めました。エッセイの書き方を学ぶことで、文章の基本的な書き方を習得出来たと思います。書類を書いていると主観が強くなってしまいますが、メンターやプロの客観的な視点から改善点を指摘してもらえて良かったです。また全体の文章の一貫性をとにかく丁寧に見てもらいました。過去、現在、大学で学ぶこと、未来の一貫性を矛盾がないように整理して、自分の世界観を確かなものに出来たと思います。

引用:個別指導塾洋々

【合格体験談2】

高校2年生の9月に洋々に入塾して準備を始めました。最初は志望理由書を書くのではなく、自分が好きなものについてレポートを書くことが課題でした。メンターにレポートを見せて、内容と文章の表現力についてフィードバックをもらいました。高校3年生の7月頃にようやくテーマが決まりましたが、自分の好きなことばかりを考えていたおかげで知識が身に付き、大学で学びたいことを明確にすることができました。SFCでは資本と美術について書きましたが、メンターから自由記述のデザインをテーマに文章を少なくした方が良いなど、自分の背景に合わせてアドバイスをいただきました。メンターやプロと書類を仕上げた後にGM・清水さんにフィードバックをもらったことで、より内容の濃い志望理由書を作り上げることができました

引用:個別指導塾洋々

どちらのエピソードにも共通しているのは、エッセイやレポートの対策に力を入れているということです。文章を書く試験の対策は、第三者のサポートを受けることで効率的に力をつけることができます。第三者からのフィードバックを受けることで、短期間でも合格に繋がる実力をつけやすくなりますね。

【試験別】早稲田大学・国際教養学部AO入試の対策方法

ここからは次の試験別に、早稲田大学・国際教養学部AO入試合格に向けた対策方法を解説します。

書類審査

書類審査で高い評価を得るために必要なのは、提出書類の完成度そのものを高めることです。

誤字脱字や記入ミスがあるだけで、評価を落とす可能性があります。提出する前に、細部まで丁寧に見直すようにしましょう。また、第三者にチェックを依頼するのもおすすめの対策方法です。客観的に確認してもらうことで、完成度を高めることができます。

また、提出する英語資格試験のスコアを高めておくのも有効な対策方法です。アドミッションポリシーからもわかるように、早稲田大学・国際教養学部では高い英語力を重視しています。できるだけ早い段階から対策を進め、他の志願者よりも高いスコアを提出できるよう準備しておきましょう。

筆記審査

早稲田大学・国際教養学部のAO入試における筆記審査では、単なる文章力ではなく「自分の考えを筋道立てて伝える力」が問われます。出題は大きく分けて、志望動機を言語化するエッセイと資料を読み取り意見を述べるタイプの2つです。

エッセイでは志望理由を自分の経験と結びつけて説明する必要があります。これまでの体験や活動を振り返り、整理しておきましょう。「なぜ早稲田大学・国際教養学部を志望するのか」を、過去の経験とつなげながら深めておくことが大切です。

一方、資料読解型の問題では短い時間で自分の意見をまとめあげる力が必要です。日頃からニュースや社会問題に触れ「自分はどう考えるか」を言語化する習慣をつけておくと、本番の試験にも対応しやすくなります。

以下の記事では小論文対策についてより詳しく解説しています。文章の書き方に関する対策方法を知りたい人はぜひご覧ください。

まとめ

この記事では、早稲田大学・国際教養学部のAO入試に関する受験情報や対策方法について解説しました。

早稲田大学・国際教養学部のAO入試に共通しているのは、出願書類の審査が合否に大きく影響するということです。周りとの差がつけられるように、早めから対策に取り組み出願書類の準備を進めておきましょう。

合格に向けて一人で対策を進めることに不安がある場合には、学校の先生や専門の塾に相談してサポートを受けるのもおすすめです。プロの意見を取り入れることで、効率的に対策を進められるようになります。

万全の状態で出願を迎えられるよう、今からできることに取り組んでいきましょう。

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