早稲田大学スポーツ科学部推薦とは?試験の特徴や倍率&対策方法まとめ

早稲田大学スポーツ科学部推薦とは?試験の特徴や倍率&対策方法まとめ

「早稲田大学・スポーツ科学部の推薦入試ってどんな試験なんだろう?」
「自分は出願基準はできるのかな…」 
「合格するにはどんな対策が必要なんだろう?」

早稲田大学・スポーツ科学部の推薦入試を受けようと考えているものの、どん試験なのかイメージできない人は多いですよね。

早稲田大学のスポーツ科学部推薦入試では、競技実績や地域貢献の実績に加え、スポーツ科学への理解度が総合的に評価されます。そのため、合格するには競技力だけでなく、書類・面接の対策が必要です。

そこで本記事では試験内容や難易度も交え、早稲田大学・スポーツ科学部における推薦入試の特徴を解説します。対策方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

なお、早稲田大学における総合型選抜の全体像を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

この記事の要約
  • 推薦入試は全4区分で特性が異なる
  • III群自己推薦は高い競技分析力が重要
  • 評定3.5と欠席40日以内が必須条件

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目次

早稲田大学・スポーツ科学部の推薦入試とは?

早稲田大学・スポーツ科学部の推薦入試は、総合型選抜の一つとして実施されています。 目的は、一般選抜では測れない「卓越したスポーツ経験」や「将来性」を評価することです。

早稲田大学・スポーツ科学部の推薦入試では、競技成績と、スポーツを「科学的に探究する意欲」も重視されます。トップアスリートから、部活動の主戦力・マネージャーなど、対象は広範囲です。 多様な人材を受け入れるため、4つの異なる入試区分(群)が用意されています。

それぞれの区分で、求める学生像や試験内容は異なります。 そのため、自分の強みを最大限に活かせる「群」を選ぶことが重要です。 

早稲田大学の理念を理解し、適切な対策を行うことが合格への近道となるでしょう。

早稲田大学・スポーツ科学部における推薦入試の種類

早稲田大学・スポーツ科学部の推薦入試は、次の4種類に分かれています。

それぞれ解説します。

Ⅰ群(トップアスリート)

Ⅰ群は、オリンピックや世界選手権など、国際舞台での活躍が期待される選手対象の枠です。

対象オリンピック出場者、世界選手権代表など
選考書類審査と面接のみ(学力試験なし)
参考:2026 年度総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)入学試験要項

Ⅰ群は、競技活動に注ぎ込んできた層が対象です。一般入試のような筆記試験は課されません。しかし、入学後もトップアスリートとして活動継続が求められます。

一般の高校生にはハードルが高く、実質的に「指名された選手」向けの枠と言えます。

Ⅱ群(アスリート)

高い競技力を持ち、将来スポーツ界のリーダーを目指す人が対象です。

特徴早稲田大学の「体育各部」との連携が必要
要件事前セミナー受講や、特定の実績が必要な場合あり
参考:2026 年度総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)入学試験要項

Ⅱ群は、単なる公募制ではありません。大学側の強化指定部活動との連携が前提となる場合が多いです。 

そのため、高校の指導者や大学との事前相談を経て出願するのが一般的です。自分が対象になるか、早めに情報を集めましょう。

Ⅲ群(スポーツ自己推薦)

Ⅲ群は、多くの高校生が志願する入試です。なお、本記事では、以降Ⅲ群を中心に解説します。

定員60名
倍率例年5.0倍前後
条件評定平均3.5以上、かつ全国大会出場レベル
参考:2026 年度総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)入学試験要項

Ⅲ群の特徴は、高いレベルでの「文武両道」が求められる点です。実績だけでなく、スポーツを科学的に分析する知性も必要です。「何を学び、どう社会に貢献するか」を論理的に伝える力が、合否を分けます。

スポーツサポート歴入学試験

2025年度から新設された、選手を「支える」経験を評価する区分です。

対象マネージャー、アナリスト、審判など
選考書類、面接、共通テスト(3科目)
参考:2026 年度総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)入学試験要項

選手としての実績がなくても、出願できるのが最大の特徴です。 ただし、単なる活動報告では不十分です。 チームの課題をどう解決したかという「プロセス」が重視されます。 また、共通テストで一定の得点が必要なため、基礎学力も必須です。

早稲田大学・スポーツ科学部の選考内容

早稲田大学・スポーツ科学部(III群)の選考は、次の2段階で実施されます。

それぞれ詳しく解説します。

1次選考:書類審査(スポーツ競技分析書・学修計画書)

競技実績に加え「スポーツ競技歴調査書」は、分析力や学ぶ意欲を証明する重要な書類です。

  • 提出書類:入学志願票、スポーツ競技歴調査書など
  • 記述課題:自分の強みや入学後の計画(800〜1000文字)
  • 変更点: 2026年度より実績記載数が最大「2つ」に変更

参考:2026 年度総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)入学試験要項

特に重要なのが、調査書の自己推薦記述です。「全国大会に出た」だけでなく、目標達成への努力プロセスや、自身の競技力を客観的に分析する力が問われます。

入学後の学修計画を論理的に説明し、スポーツ科学を学ぶ必然性をアピールしない限り、書類選考を突破することはできません。

2次選考:小論文・面接

2次選考は、1次選考の合格者のみが進むことができる試験です。

  • 小論文:90分(スポーツに関連するテーマ)
  • 面接:個人面接

参考:2026 年度総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)入学試験要項

小論文では、図表やデータを読み解く力が試されます。「スポーツにおける運の重要性」など、抽象的なテーマに対し社会学や生理学などの視点で論じます。

面接では、提出書類との一貫性が確認されます。想定外の質問に対し、その場で考えをまとめる「対応力」や「思考力」が厳しく問われる試験です。

早稲田大学・スポーツ科学部における推薦入試の出願条件

早稲田大学スポーツ科学部の推薦入試には4つの区分があります。ここでは多くの受験生が志願する「Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)」の出願条件を解説します。

Ⅲ群に出願するためには、次の3つの条件を全て満たす必要があります。

なお、他区分である「I群(トップアスリート)」や「II群(アスリート選抜)」は、オリンピック出場や大学の体育各部との連携という特殊な要件が前提となります。そのためここでは割愛します。 

多くの高校生にとって現実的な選択肢で、対策次第で合格を勝ち取れる可能性が高い「Ⅲ群」の条件を解説します。

評定平均3.5以上

早稲田大学・スポーツ科学部に出願するには、高校1年次から3年次1学期(前期)までの「全体の学習成績の状況」が3.5以上であることが必須です。

  • 基準:評定平均3.5以上(出願時確定値)
  • 対象:全科目

参考:2026 年度総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)入学試験要項

評定平均3.5以上という基準は、絶対条件です。どれだけ優れた競技実績があっても、3.5を満たしていなければ出願できません。

スポーツ科学部では、入学後に高度な理論を学ぶため、基礎学力が重要視されています。「スポーツ推薦だから勉強は関係ない」という考えは通用しません。日頃の授業や定期テストをおろそかにしないことが、合格への最低条件です。

総合型選抜における評定についてより詳しく知りたい人は、次の記事もぜひ参考にしてください。

欠席日数40日以内

早稲田大学・スポーツ科学部の出願時には、高校在学中の欠席日数が合計で40日以内という条件もあります。

  • 現役生:高1入学〜高3の1学期末
  • 既卒生:高1入学〜高3の3学期末

参考:2026 年度総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)入学試験要項

欠席日数は、真面目に学校に通う姿勢(就学態度)を評価する基準です。40日を超えると、原則として出願資格を失います。

怪我や病気などの正当な理由がある場合は、理由書の提出で考慮されることもあります。しかし、日頃の体調管理を徹底し、欠席を増やさないようにしましょう。

総合型選抜における欠席日数が合否に与える影響について知りたい人は、次の記事もぜひ参考にしてください。

競技歴ボーダー

早稲田大学・スポーツ科学部の出願には、都道府県以上の大会で優秀な成績を収めていることが条件です。

  • 公式基準:全国大会出場レベル、日本代表候補など
  • 実質の目安:全国ベスト8〜16以上

参考:2026 年度総合型選抜Ⅲ群(スポーツ自己推薦入学試験)入学試験要項

合格者の多くは、全国大会で上位の成績を残しています。しかし「全国ベスト16」が絶対条件ではありません。マイナー競技や、チーム事情で予選敗退した場合でも、個人の素質が評価され合格する場合もあります。

また、ダンスなどの芸術系競技においても、特筆すべき活動実績があれば評価対象となります。「実績が足りないかもしれない」と諦める前に、要項を確認し、自分の強みをどうアピールできるか検討しましょう。

早稲田大学・スポーツ科学部における推薦入試の倍率・難易度

早稲田大学・スポーツ科学部のI群やII群は対象者が限定されているため、ここでは一般の受験生が競い合う「Ⅲ群(自己推薦)」のデータを中心に解説します。Ⅲ群(自己推薦)は、狭き門です。直近2年の倍率は下表のとおりです。

2024年3.5倍
2025年3.9倍
参考:パスナビ

直近のデータを見ても、倍率は高い水準で推移しており、約4人に1人しか合格できません。定員60名の枠に対し、全国から300名前後のトップアスリートが集結します。

全員が全国大会レベルの実績を持っているのが前提です。「競技成績が良い」だけでは合格できません。「実績+α」の論理的思考力と熱意を証明できた受験生だけが、この激戦を勝ち抜くことができます。

【試験別】早稲田大学・スポーツ科学部における推薦入試の対策方法

前述の通り、I群・II群は書類審査や面接のみで決まる特殊な枠ですが、Ⅲ群では小論文を含む総合的な対策が必要です。 

ここからは次の試験別に、早稲田大学・スポーツ科学部推薦入試の具体的な対策方法を解説します。

「競技分析書」の書き方

競技分析書は、下記に沿って書きましょう。活動記録ではなく「自己分析」の深さが問われます。

  • ポイント: スポーツ科学的視点を持つこと
  • 方法: 図表や数値データを用いる

自分の長所・短所を客観的に捉えます。 競技における自分の長所と短所を、数値や客観的な事実に基づいて分析してください。 

タイムの推移をグラフ化したり、フォームの違いを写真で比較したりするのがおすすめです。 

読み手(教授)はプロフェッショナルです。感情論ではなく、事実・証拠に基づいた論理的な文章で、学ぶ意欲を証明しましょう。

小論文

早稲田大学・スポーツ科学部の小論文は、一般入試レベルの高い読解力と論述力が求められます。テーマは「スポーツにおける運の重要性」など抽象的なものが多く、提示されたデータや文章を正しく読み解く必要があります。

まずは、過去問を徹底的に分析してください。 スポーツを競技としてではなく、社会学や生理学、心理学といった学術的な視点から捉え直すトレーニングが必要です。

書く際は「結論→理由→具体例」の基本構成を徹底しましょう。50文字程度の要約練習を繰り返すことで、論理の骨組みを作る力が養われます。 

知識のインプットとアウトプットを並行し、制限時間内に書き切る力を身につけてください。

総合型選抜における小論文を対策する方法についてより詳しく知りたい人は、次の記事もぜひ参考にしてください。

面接

面接では、提出した書類の内容と、本人の発言に矛盾がないかに気をつけます。「なぜ早稲田なのか」「なぜ今の競技を選び、続けているのか」という質問は、志望理由の根幹に関わるため聞かれます。

対策として、想定質問集の作成は必須です。しかし、暗記した答えを棒読みするだけでは評価されません。教授からの鋭い突っ込みに対しても、その場で考え、自分の言葉で堂々と答える「対応力」が必要です。

大学での学修計画と、将来のビジョンが明確にリンクしていることをアピールできるよう、模擬面接を何度も繰り返します。言葉に熱意を乗せる練習を重ねましょう。

推薦入試の面接における質問例や対策方法を詳しく知りたい人は、次の記事もぜひ参考にしてください。

まとめ

早稲田大学・スポーツ科学部の推薦入試は、全国レベルの実績を持つライバルたちが集う、非常にハイレベルな戦いです。

しかし、4.0倍近い倍率や厳しい出願条件を恐れる必要はありません。自分の実績がどの区分に合致するかを見極めます。書類や小論文で「スポーツを科学する知性」を正しくアピールできれば、合格への道は必ず開けます。

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