
「関西学院大学の総合型選抜ってどんな試験なんだろう?」
「倍率や難易度はどのくらい?」
「どんな対策をしたらいいんだろう…」
関西学院大学の総合型選抜受験を検討しているものの、どんな試験か具体的なイメージが湧かない人は多いですよね。
試験内容や難易度など、詳細を確認しないまま受験を決めては「もっとちゃんと調べておけばよかった…」と後悔しかねません。
そこで本記事では出願条件や倍率も交え、関西学院大学における総合型選抜の特徴を解説します。アドミッションポリシーや試験別の対策方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 入試方式は4つ
- 倍率は2.09倍
- 書類、面接、小論文の対策が必須
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関西学院大学の総合型選抜とは?
関西学院大学の総合型選抜は、受験生一人ひとりの個性や経験、学習意欲を多角的に評価する入試制度です。一般選抜とは異なり、高校時代の活動実績や特定分野への強い関心をアピールできるチャンスがあります。
総合型選抜試験の特徴を詳しく知りたい人は次の記事を参考にしてください。

複数の学部で受験可能
関西学院大学では、総合型選抜を実施している学部が多く、自分の学びたい分野に合わせて志望学部を選べます。
下の表の通り、ほとんどの学部で総合型選抜が用意されており幅広い選択肢があります。
| 入試方法 | 対象学部 |
|---|---|
| 探究評価型 | 神、文、社会、法、経済、商、人間福祉、国際、教育、総合政策、理、工、生命環境、建築(全14学部) |
| グローバル入学試験 | 神、文、社会、法、経済、商、人間福祉、国際、教育、総合政策、理、工、生命環境、建築(全14学部) |
| 学部特色入学試験 | 神、文、経済、商、人間福祉、国際、教育、総合政策、理、工、生命環境、建築(12学部) |
| スポーツ選抜入学試験 | 神、文、社会、法、経済、商、人間福祉、国際、教育、総合政策、理、工、生命環境、建築(全14学部) |
なお、同一年度内に出願できるのは1つの入試方式・学部・学科のみです。自分の強みや適性に合った方式と学部を選びましょう。
第一志望とすることが出願条件
関西学院大学の総合型選抜では、出願時に「関西学院大学を第一志望とすること」が必須条件です。これは、合格した場合に必ず入学することを約束する「専願」という形式を意味しています。
- 専願:1つの大学にのみ出願し、合格した場合は入学を確約する形式
- 併願:複数の大学に出願し、合格後に進学先を選択できる形式
関西学院大学の総合型選抜は専願のため、同一年度内に他の入試方式や学部への出願や他大学への出願はできません。出願を検討する際は、「本当に関西学院大学で学びたいのか」「この学部・学科で学ぶことが自分の目標と合致しているか」を十分に検討する必要があります。
| 条件の種類 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 共通条件 | 高等学校を卒業した者、または卒業見込みの者で、関西学院大学を第一志望とすること |
| 英語資格 | グローバル入学試験や一部の学部特色入試では、CEFR B1〜B2レベルの英語資格スコアが求められる場合がある |
| 活動実績 | 探究評価型では探究活動の発表経験、スポーツ選抜では全国レベルの大会出場経験などが重視される |
自分の経歴や資格がどの入試方式で活かせるか、事前によく確認しておきましょう。
総合型選抜で併願可能な大学を知りたい人は、次の記事も参考にしてください。

選考は2段階で実施
関西学院大学における総合型選抜は、主に下記の2段階で選考を実施します。
| 選考段階 | 主な内容 |
|---|---|
| 第一次選考(書類) | ・志望理由書や活動報告書が中心 ・探究評価型の「探究活動報告書」やグローバル入学試験の「英語資格証明書」など、追加の書類が必要 |
| 第二次選考 | ・面接が基本 ・学部によっては小論文・課題レポート・口頭試問・プレゼンテーションなどが課される場合がある |
書類だけで終わらない、人物重視の選考が関西学院大学の総合型選抜の大きな特徴と言えるでしょう。
関西学院大学・総合型選抜の入試方式
関西学院大学の総合型選抜は、下記4つの入試方式に分かれています。
方式ごとに評価されるポイントが異なるため、自分の強みや経験をアピールできる方式を選ぶことが、合格への重要なポイントです。
探究評価型入学試験
探究評価型入学試験は、高校での探究活動に主体的に取り組んだ経験を、過程と成果の両面から評価する入試です。
授業での課題研究はもちろん、部活動や個人で進めたテーマ研究など、学校内外を問わず幅広い活動が評価の対象となります。
探究評価型入学試験で合否を左右するのは、探究の成果をまとめた「探究活動報告書」です。テーマの選定理由や課題設定・分析方法を論理的に示す必要があります。
二次選考の面接では報告書の内容が深掘りされ、探究から得た学びと大学での展望を自分の言葉で語ることが合格のポイントです。自ら課題を発見し、主体的に学ぶ姿勢が大学での研究に繋がることを期待されています。
グローバル入学試験
グローバル入学試験は「将来、国際的に活躍したい」という高い意欲とグローバルな視点を持つ受験生向けの入試です。語学力が高いだけでなく、異文化への理解や国際社会が抱える課題への関心も重視されます。
多くの学部でCEFR B1レベル以上の英語資格が出願時に求められますが、選考ではその語学力をどう活かしたいのかが問われます。面接では、国際問題への意見や自身の海外経験から何を得たかを具体的に説明し、大学のプログラムでどう成長したいかを明確に伝えることが重要です。
関西学院大学のどの国際プログラムに惹かれるのかまでを伝えられると、より熱意が伝わるでしょう。
学部特色入学試験
学部特色入学試験は「この学部で学びたい」という強い意志と、学部が求める特定の能力や経験を持つ受験生のための専門性が高い入試です。
評価基準は学部ごとに大きく異なるため、アドミッションポリシー(入学者受入方針)の熟読が不可欠です。
文学部の創作経験や商学部の簿記資格、総合政策学部でのボランティア経験などが評価対象です。選考では、専門分野に関する口頭試問や小論文が課されることもあります。
その分野への深い関心と、高校時代からの主体的な学びの姿勢が厳しく評価されます。自分の「好き」や「得意」を存分にアピールできるチャンスです。
スポーツに優れた者入試
スポーツに優れた者び入試は、高校時代に全国レベルの優れた競技実績を残し、大学でも学業とスポーツの両立を目指す強い意志を持つ受験生が対象です。競技能力だけでなく、アスリートとしての人間性や学業への意欲も重視されます。
選考では競技実績の証明書類に加え、面接で「なぜ関西学院大学なのか」を学業と競技の両面から語る必要があります。スポーツを通じて得た学びや人間的成長、そして大学4年間での明確な目標を示すことが合格に繋がります。
入学後、体育会の一員としてだけでなく、一人の学生としてどう貢献したいかも含めてアピールすることが大切です。
参考:スポーツ選抜入学試験|入試情報総合サイト|関西学院大学
関西学院大学・総合型選抜の倍率・難易度
関西学院大学・総合型選抜における平均倍率は、約2.09倍です。
次のように、入試方式ごとで倍率は異なります。
| 入試方法 | 倍率 |
|---|---|
| 探究評価型入学試験 | 2.88 |
| グローバル入学試験 | 2.51 |
| 学部特色入学試験 | 2.68 |
| スポーツ選抜入学試験 | 1.35 |
| 総合計 | 2.09 |
上表から、最も倍率が高い「探究評価型入学試験」では約2.9人に1人で、「スポーツ選抜入学試験」では約1.4人に1人が合格している計算になります。
ただし、あくまで全体の平均値です。学部や学科によって倍率は変動するため、自分の志望する学部の正確な倍率を大学の公式発表で確認することが重要です。
倍率はあくまで目安の一つです。自分の挑戦する入試方式がどのくらいの競争率なのかを把握しておくことが、対策を立てる上で役立ちます。
関西学院大学における総合型選抜のアドミッションポリシー
関西学院大学の総合型選抜では、単なる学力だけでなく、スクールモットーである「“Mastery for Service”を体現する」意欲を持った人物が求められています。
総合型選抜の受験生にとって重要なのは「“Mastery for Service”への共感」と「多元的な評価」という2つのポイントです。
関西学院大学は「社会や人のために、自分の能力を鍛え、貢献したい」という熱い想いを持った学生を求めているということです。その想いやポテンシャルを、学力試験だけではなく、書類審査や面接といった多様な方法で評価しようとしています。
総合型選抜の書類や面接では、まさにこのアドミッションポリシーに自分がどれだけ合致しているかをアピールすることが、合格につながります。
総合型選抜におけるアドミッションポリシーについて詳しく知りたい人は、次の記事も参考にしてください。

【試験別】関西学院大学・総合型選抜の対策方法
ここからは試験別に、関西学院大学の総合型選抜を突破する対策方法を解説します。
- 書類審査(志望理由書・自己推薦書)の書き方
- 面接試験の受け方
- 小論文・課題レポートの書き方
書類審査(志望理由書・自己推薦書)の書き方
書類審査で重要なのは、大学のアドミッションポリシーを深く理解し「なぜ他の大学ではなく、関西学院大学でなければならないのか」を自分の言葉で明確に示すことです。
高校での過去の経験や活動実績が、いかに大学の求める人物像と合致しているかを、具体的なエピソードを交えて記述しましょう。
「探究活動で〇〇という課題を発見し、その解決のために貴学の△△学部で□□という学びを深めたい」というように、[経験]→[課題]→[大学での学び]が一貫したストーリーになるように構成するのがポイントです。
実績を羅列するのではなく、その経験から何を学び、どう成長したのかを伝えることで、人間性や学習意欲をアピールできます。
エントリーシート全体の書き方を知りたい人は、次の記事も確認してください。

面接試験の受け方
面接の目的は、書類だけでは分からない人柄や、大学で学ぶことへの熱意を直接確認することです。そのため、暗記した答えを話すのではなく、面接官との対話を意識し、自分の言葉で情熱を伝えることが何よりも大切になります。
「志望理由」「自己PR」「高校時代に最も力を入れたこと」は、ほぼ全ての面接で聞かれる定番の質問です。これらの質問に対しては、提出した書類の内容と矛盾がないように、さらに深掘りしたエピソードを準備しておきましょう。
なぜその質問をされているのか(質問の意図)を考え、結論から簡潔に答える「PREP法」を意識すると、論理的で分かりやすい印象を与えることができます。
総合型選抜の面接試験で聞かれる質問集を知りたい日は、次の記事も参考にしてください。

小論文・課題レポートの書き方
小論文や課題レポートが課される学部では、論理的思考力や表現力や専門分野への関心の深さが評価されます。志望学部の過去問を分析し、どのようなテーマが、どのような形式で出題されているのか傾向を掴みましょう。
文章を構成する際は、まず「序論(問題提起)」「本論(根拠・具体例)」「結論(主張の再確認)」という基本的な型を意識しましょう。その上で、あなた自身の経験や考えを交えた独自の視点を加えることが、他の受験生との差別化になります。
日頃からニュースや新聞を読み、社会問題に対して自分の意見を持つ習慣をつけておくことも、対策のひとつです。
総合型選抜の小論文を対策する手順を知りたい人は、次の記事も参考にしてください。
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まとめ
本記事では、関西学院大学の総合型選抜について、4つの入試方式(探究評価型、グローバル、学部特色、スポーツ選抜)の特徴から、倍率・難易度、大学が求める人物像までを網羅的に解説しました。
大学のアドミッションポリシーを深く理解し、書類審査・面接・小論文といった選考段階ごとに、自分の強みや経験を効果的にアピールすることです。
この記事で紹介した対策方法を参考に、ぜひ合格を掴み取ってください。


