「総合型選抜の面接では何を質問されるんだろう?」
「どう答えたら受かりやすくなるのかな…」
総合型選抜の面接試験は、大学が受験生の人柄・意欲・価値観を直接確認する場です。準備不足のまま臨むと、せっかくの実力を十分に発揮できません。
ただ、志望理由や自己PRなど、どう答えればいいのかイメージが湧かない人は多いですよね。
そこで本記事では答え方も交え、総合型選抜の面接試験でよく聞かれる質問例を解説します。面接に向けた準備や対策方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
なお、総合型選抜における面接試験の特徴を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
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- 面接では具体的なエピソードが含まれた回答が合格に近づく
- PREP法を使って結論から話すと面接官に伝わりやすい
- 逆質問は大学への熱意と志望度を示す最後のチャンス
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総合型選抜の面接試験でよく聞かれる質問12選

さっそく解答のOK・NG例も交え、総合型選抜の面接試験でよく聞かれる質問をまとめて紹介します。
- Q1.志望理由を教えてください
- Q2.自己PRをお願いします
- Q3.高校生活で頑張ったことを教えてください
- Q4.長所と短所を教えてください
- Q5.高校生活での挫折経験とその克服方法を教えてください
- Q6.入学後の目標について教えてください
- Q7.最近関心を持ったニュースはありますか?
- Q8.他校と併願していますか?
- Q9.大学のアドミッションポリシーについてどう考えますか?
- Q10.なぜ総合型選抜を選んだのですか?
- Q11.チームでの経験について教えてください
- Q12.最後に何か質問はありますか?(逆質問)

質問1:志望理由を教えてください

志望理由は、総合型選抜の面接で重要度が高い質問です。大学側は、受験生がその大学で学びたい意欲や明確な目的を持っているかを確認したいからです。
NG解答のように抽象的な理由や通学の利便性に触れるだけでは、大学に対する本気度が伝わりません。自分の経験を通じて大学の特徴と結び付け、説得力のある志望理由に仕上げましょう。
質問2:自己PRをお願いします

自己PRのパートでは、総合型選抜の面接で自分のことをストレートにアピールできます。面接官は、受験生が自分の強みを把握しているか、それを大学生活や将来にどう活かすかを見極めます。
NG解答のように「真面目」「一生懸命」という抽象的な表現だけでは、受験生の強みや能力が伝わりません。エピソードを盛り込み、自分の特徴や経験を示すことで、説得力のある自己PRになります。
質問3:高校生活で頑張ったことを教えてください

高校生活で頑張ったことを問う質問は、受験生がどのように目標を設定し、それを達成するために努力したかを知るためのものです。この質問では、具体的なエピソードを通じて、努力のプロセスや成果を伝えることが重要です。
NG解答のように「頑張りました」という表現だけでは、どのような努力をしたのかが伝わりません。自分の経験を具体的に語り、目標達成に向けた行動を伝えると、面接官に好印象を与えることができます。
質問4:長所と短所を教えてください

長所と短所を問う質問では、受験生が自己理解を深め、適切に伝える能力を持っているかを確認されます。長所を強調するだけでなく、短所をどのように克服しようとしているかを述べることがポイントです。
NG解答のように「少し神経質」「大きな問題はありません」という表現では、長所と短所の内容が伝わりにくいです。そして、印象も薄くなります。自分の特徴を説明して、面接官が情景を浮かべやすい解答を準備しましょう。
質問5:高校生活での挫折経験とその克服方法を教えてください

挫折経験を問う質問では、受験生が困難にどう向き合い、乗り越える力を持っているかが評価されます。挫折の状況とその後の取り組み・得られた教訓を伝えることが重要です。
NG解答のように「頑張ったら成績が上がりました」だけでは、挫折経験から何を学び、どう成長したかが伝わりません。困難な状況に対して行動を起こし、成果や教訓を伝えることで、実力と前向きな姿勢をアピールしましょう。
質問6:入学後の目標について教えてください

入学後の目標を問う質問は、受験生が大学生活をどのように過ごし、将来につなげたいかを確認するものです。目標を述べるだけでなく、達成するための計画も示します。
NG解答のように漠然とした内容では、面接官に受験生の意欲や計画性が伝わりません。自分の経験や興味をもとに大学での目標を設定します。そして、目標達成するための計画を示して、面接官に「実現しそうだ」と思われる解答を作りましょう。
質問7:最近関心を持ったニュースはありますか?

時事問題の質問は、受験生が社会に関心を持ち、自分なりの考えを持っているかを確認するためのものです。ニュースなどの内容を簡潔に説明し、自分の意見を述べることが重要です。
NG解答のように曖昧な内容や、関心が薄い印象を与える解答は避けるべきです。ニュースの選定には、自分の興味や経験と関連のある内容を選ぶことで、自然に意見を述べることができます。ニュースの意義について自分の見解を述べて、考察力をアピールできる解答を目指しましょう。
質問8:他校と併願していますか?

他校との併願についての質問は、受験生の志望度や大学への本気度を確認するために行われます。正直に答えることが大切ですが、志望校への強い意欲をアピールする必要があります。
NG解答のように「迷っている」という印象を与えると、志望校への本気度が疑われます。他校との併願を認める場合は、志望校が第一志望である理由を伝え、学びの意欲をアピールすることが重要です。誠実さを保ち、自分の意思を述べることが良い印象につながります。
質問9:大学のアドミッション・ポリシーについてどう考えますか?

アドミッション・ポリシーについての質問では、受験生が大学の理念や求める学生像を理解しているかを確認されます。アドミッション・ポリシーと自分の経験や目標を関連づけて答えるのがポイントです。
NG解答のような答えでは、大学に対するリサーチ不足や志望度の低さを疑われます。まずはアドミッション・ポリシーを事前に読み込みます。そして特に共感する部分を選び、自分の体験や目標と結びつけて解答を準備しましょう。
質問10:なぜ総合型選抜を選んだのですか?

この質問は、受験生が総合型選抜を選んだ理由を通じて、適性を確認するためにされます。総合型選抜の特徴を理解した上で、自分に合っている理由を具体的に述べることが求められます。
NG解答のように総合型選抜を消極的な理由で選んだ印象を与えると、評価が下がります。総合型選抜の特徴である人物評価などに触れ、自分の強みと結びつけて説明しましょう。説得力と自信のある解答が合格に近づくポイントです。
質問11:チームでの経験について教えてください

この質問は、受験生がチーム経験を通じて、対人スキルを持っているかを確認するために行われます。具体的なエピソードを述べて、スキルを証明することが重要です。
NG解答のように抽象的で詳細に欠ける内容では、何を学び、どのような力を発揮したのかが伝わりません。自分がどのような状況でどんな役割を果たしたのか、チームにどう貢献したのかを具体的に述べることで、説得力のある解答を作ることができます。
質問12:最後に何か質問はありますか?

この質問は、面接の締めくくりに面接官が受験生の興味関心や意欲を確認するために行います。大学の教育内容や学習環境に関する質問をして、大学への関心の深さを示せます。
NG解答のように「特にありません」と答えると、大学への興味がないように見えます。事前に大学の教育内容や特徴を調べ、自分が関心を持っている内容の質問を準備しておくと良いでしょう。大学の具体的な取り組みを引き出すような質問をすると、面接官に前向きで熱意のある印象を与えられます。
総合型選抜における面接の正しい答え方

面接では、答える「内容」だけでなく「答え方」そのものも評価の対象です。論理的かつ簡潔に伝える構成を意識することが、面接官に好印象を与える近道です。
ここからは下記のトピック別に、答え方のポイントを解説します。
- PREP法を使った回答の組み立て方
- 回答時間の目安と話すスピードの調整法
- 「最後に一言」の答え方
PREP法を使った回答の組み立て方
面接での回答は、PREP法(結論→理由→具体例→結論)の順番で組み立てるのが最もおすすめです。面接官がゴールを把握した状態で話を聞けるため、内容が伝わりやすくなります。
PREP法の構成は次のとおりです。
- P(Point):結論を最初に述べる(例:「私の強みは計画性です」)
- R(Reason):なぜそう言えるかの理由を説明する(例:「なぜなら〜だからです」)
- E(Example):理由を裏付ける具体的なエピソードを提示する
- P(Point):最後にもう一度結論を述べて締める
面接官からの質問への回答時間は、1つの質問に対し1分程度が目安です。1分なら面接官の集中も途切れませんし、間延びした印象も与えません。
「結論から話す」ことが苦手な人は、答える前に「私の〇〇は△△です」と一言添えてから話す練習をしましょう。
回答時間の目安と話すスピードの調整法
回答時間は1質問あたり1〜2分が目安です。短すぎると内気な印象を与え、長すぎると面接官の集中が途切れます。
話すスピードの目安は、1分間に約300文字です。緊張すると早口になりやすいため、ゆっくり話すことを意識してください。
面接時間は10〜15分、中には5分程度の場合もあります。効果的にアピールするためには、まとまりのないだらだらとした話し方は禁物です。
回答をあらかじめ300文字程度でまとめておき、声に出して計測する練習が有効です。本番でも同じペースで話せるようになります。
「最後に一言」の答え方
「最後に一言」は、伝えきれなかった強みや熱意を補う最後のアピールの場です。ここで何を伝えるかで、面接全体の印象が大きく変わります。
答え方のポイントは次のとおりです。
- 面接全体のお礼を述べる
- 伝えきれなかった強みや志望度を簡潔に補足する
- 1〜2文で完結させる(長くならないようにする)
答え方の例:「本日はお時間をいただきありがとうございました。面接を通じて、貴校で学びたいという気持ちがさらに強くなりました。ぜひ入学の機会をいただけるよう、よろしくお願いいたします。」
「最後に一言」と言われている意味をよく考えましょう。「簡潔に時間をかけずにお願いしますね」ということです。
「特にありません」と答えるのは避けましょう。事前に30秒程度で言える「締めの一言」を準備しておくことをおすすめします。
面接の逆質問で好印象を与える例文とNG例

逆質問は「大学のことをどれだけ調べ、理解しているか」を示す場でもあります。事前に大学の公式サイトやパンフレットを読み込み、具体的な質問を3つ以上準備しておくのが理想です。
ここからは下記のトピック別に、逆質問のポイントを解説します。
- 好印象を与える逆質問の例文3選
- やってはいけない逆質問のNG例
好印象を与える逆質問の例文3選
好印象を与える逆質問は、大学の教育内容や学びの環境と自分の目標を結び付けた内容です。「この学生は本気で本学で学びたいのだ」と面接官に伝わります。
おすすめの逆質問の例文を3つ紹介します。
例文1(ゼミ・研究に関する質問)
「○○教授のゼミに強く関心を持っています。学部生がゼミに参加するには、どのような準備が必要でしょうか。」
例文2(フィールドワーク・実習に関する質問)
「地域課題を解決するフィールドワークが印象的でした。学生はどのような役割を担い、どんなスキルを身につけているのかをお聞きしたいです。」
例文3(卒業後のキャリアに関する質問)
「この学部の卒業生は、どのような分野で活躍されているのでしょうか。私は将来○○を目指しているのですが、貴校で学ぶことでどのようなキャリアが開けるかをお伺いしたいです。」
大学入試の面接は、志望動機を伝えるだけでなく、あなた自身の個性や熱意をアピールする絶好の機会です。特に、面接の最後に必ずと言っていいほど尋ねられる「逆質問」は、あなたの意欲や入学後の活躍を予測する上で、非常に重要な要素となります。
入学することを前提とした質問をすることで、志望度の高さが自然に伝わります。
やってはいけない逆質問のNG例
逆質問の内容によっては、準備不足や関心の薄さを印象づけてしまいます。「特にありません」と答えることは最大のNGです。
避けるべき逆質問の例を紹介します。
- 「ホームページに書いてあることをそのまま聞く」→ 大学をほぼ調べていない印象を与える
- 「入試の合否基準を聞く」→ 大学への関心ではなく、合格のことしか頭にないと見られる
- 「授業は楽ですか?」「単位は取りやすいですか?」→ 学ぶ意欲がないと判断される
- 「特にありません」→ 志望度が低いと見なされるリスクがある
面接の最後に逆質問をされることがあります。その大学のことをよく理解していることが伝わる質問ができるようにしましょう。その大学に入学することを前提とした質問をするのも良いですね。
逆質問の前に「少し調べれば分かる内容ではないか」を確認する習慣をつけましょう。大学の特色や自分の目標と関連した質問だけを準備することが大切です。
総合型選抜における面接試験の対策手順

総合型選抜の面接試験で合格するには、事前の準備が欠かせません。
そこでここから、総合型選抜の面接試験に向けた準備手順を、5つのステップにまとめて紹介します。

ステップ1:自己分析をする

前述したように、総合型選抜の面接試験では自分の強みや経験を具体的に伝えることが求められます。
そのためには、自己分析をしましょう。高校生活での取り組みや達成した成果、困難を乗り越えた経験を振り返ることが大切です。
また、自分が何を大切にし、将来どのような目標を持っているのかを整理してください。この分析を通じて、面接で話す内容に一貫性を持たせられます。
さらに、自分の経験を大学での学びにどうつなげるかを考えると、説得力のある解答の準備ができます。例えば、部活動で培ったチームワークや行事で学んだ計画力などを具体例として用いると良いでしょう。
自分を深く知ることで、自信を持って魅力を伝える準備が整います。
ステップ2:大学のアドミッション・ポリシーを読み込む

大学のアドミッション・ポリシーを理解することは、面接対策の基本です。
アドミッション・ポリシーには大学が求める人物像や教育理念が記されています。読み込むことで、大学が何を重視しているかが分かります。
自分の経験や目標とアドミッション・ポリシーにある要素を関連付けることが重要です。「地域社会への貢献を重視する」という内容を例にします。この場合はボランティア活動の経験を活かして、どう大学で成長したいかを語れるようにしておきましょう。
アドミッション・ポリシーを理解することで、面接での解答に一貫性が生まれ説得力が増すのです。総合型選抜におけるアドミッション・ポリシーの特徴や重要性をより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

ステップ3:過去の質問例をリサーチする

過去の質問例を調べることは、面接試験の準備で欠かせません。面接の傾向を把握することで、どのような質問が多いかを予測し、自分なりの解答を準備できます。
しかし、インターネット上に具体的な質問例が見つからない場合も多いです。オープンキャンパスの相談会や説明会を活用して、大学の担当者に直接尋ねることをおすすめします。
また、同じ大学を志望する先輩や塾の講師に相談するのも有効です。他校の事例も参考にしながら質問の幅を広げておくと、本番での対応力が高まります。
得られた情報をもとに、質問ごとの模範解答を考え、何度も練習しましょう。自信を持って面接に臨めるようになります。
ステップ4:模擬面接をする

総合型選抜の面接試験対策として、模擬面接は効果的です。本番に近い環境で練習することで、面接の流れを把握し、解答の精度を高められます。
家族や友人、学校の先生に面接官役をお願いして、自分が用意した解答を実際に話してみましょう。模擬面接では質問への解答だけでなく、表情や姿勢、声のトーンなど、非言語の要素も確認してください。

模擬面接は反復が大切です。一度で終わらせず、改善点を踏まえて何度も練習を繰り返します。繰り返し練習することで、本番での緊張を和らげ、スムーズに答えられるようになります。事前の練習が面接本番での自信につながります。
ステップ5:録画して自分の話し方をチェックする

録画を活用することで、自分の話し方や姿勢、表情を客観的に確認できます。
話しているときの癖や視線の動き・声のトーン・話す速度など、録画から気付ける改善点が多くあります。最初は違和感があるかもしれませんが、改善点を見つけるためには効果的な方法です。
録画した動画を見返し、解答内容が一貫しているか、説得力があるかを確認しましょう。また、姿勢が硬すぎないか、笑顔が自然かどうかにも注目してください。
自分では気付かない点が見つかることが多いので、何度も練習し録画を見返しましょう。録画を通じて客観的に自分をチェックすることで、本番での印象を改善できます。
総合型選抜の面接試験によく抱く疑問

面接試験を前にした受験生からよく寄せられる疑問に答えます。服装・マナー・評価基準など、本番前に確認しておくべき情報をまとめました。
最後に、下記のトピック別に面接の疑問について解説します。
- 守るべき面接のマナーは?
- 当日はどんな服装で行けばいい?
- 話し方や表情・姿勢で気をつけるべきことは?
- 合格のサインはある?
- 落ちる人の特徴は?
- 面接試験の評価基準や配点目安は?
守るべき面接のマナーは?
面接のマナーは、入室から退室までの一連の流れをきちんと守ることがポイントです。内容の良し悪しよりも先に、第一印象で評価が下がることがあります。
守るべきマナーの基本は次のとおりです。
- 入室前にドアを3回ノックし、「どうぞ」と言われてから入室する
- 入室後に「失礼します」と一礼し、椅子の横で「〇〇高校の〇〇と申します。よろしくお願いします」と挨拶する
- 「お座りください」と言われてから着席する
- 面接終了後は「ありがとうございました」と一礼し、退室時はドアの前でもう一度礼をする
面接が終了したら面接官に感謝の言葉を述べ、一礼してから椅子の左側に移動し、もう一度お辞儀をしましょう。
面接会場に入る前の廊下や待合室でも、態度を観察されている可能性があります。気を抜かないようにしましょう。
当日はどんな服装で行けばいい?
面接当日の服装は、高校の制服が最もおすすめです。制服は清潔感と誠実さを示せるため、面接の場にふさわしい服装として広く認められています。
服装の基本ルールは次のとおりです。
- 制服着用の場合:前日にアイロンをかけておく。スカートの丈は膝丈にし、シャツのボタンは一番上まで閉める
- 私服・スーツの場合:黒・紺・グレーなど落ち着いた色を選ぶ。スニーカーやジーンズはNG
- 髪型は清潔感を優先し、前髪が顔にかからないようにまとめる
- 派手な色や奇抜なデザインのアクセサリーは外しておく
総合型選抜(AO入試)の面接には、基本的に高校の制服を着ていけば間違いありません。私服通学の場合や、私服・平服指定の場合には、白いシャツに黒・紺・グレーのスラックスやスカートといった制服に準じた服装で行きましょう。
足元まで整えることが重要です。靴は黒の革靴やパンプスを選び、汚れや傷がある場合は事前に磨いておきましょう。
総合型選抜試験の面接当日にふさわしい服装や身だしなみを詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

話し方や表情・姿勢で気をつけるべきことは?
話し方・表情・姿勢などの非言語コミュニケーションも、合否を左右する大切な評価ポイントです。内容が良くても、姿勢が悪かったり声が小さかったりすると印象が下がります。
気をつけるべきポイントは次のとおりです。
- 背筋を伸ばして椅子に座り、椅子に深くもたれない
- 話すときは面接官の目を見て、視線を適切に合わせる
- 腕を組む・足を貧乏ゆすりするなどの癖はつけない
- 声は普段よりワントーン上げて、ゆっくりはっきり話す
- 自然な笑顔を意識し、暗い表情にならないようにする
緊張のあまり早口になったり、声が小さくなったりしないよう注意しましょう。
模擬面接を録画して見返すと、自分では気づけない話し方や姿勢の癖を発見できます。本番前に必ず試しておきましょう。
合格のサインはある?

面接中に面接官が見せる反応から、合格の可能性を読み取れる場合があります。ただし、合格サインはあくまでも参考程度にとどめ、最後まで全力で臨むことが大切です。
合格サインとして挙げられる代表例は次のとおりです。
- 面接官が深くうなずきながら話を聞いている
- 回答に対して「なぜそう思ったのですか?」と掘り下げた質問をしてくれる
- 大学の魅力や入学後の学生生活について詳しく話してくれる
- 予定時間を超えて面接が続く
- 面接官がメモをたくさん取っている
面接官がメモをたくさんとっている場合は、合格サインの可能性があります。面接官は、応募者の情報を次の担当者に共有するためにメモをとっているので、面接中がメモをとっているかどうかに着目してみましょう。
逆に、回答への掘り下げ質問がほとんどない場合は、面接官の関心を引けていない可能性があります。合格サインの有無にかかわらず、最後の一言まで気を抜かずに臨みましょう。
落ちる人の特徴は?
総合型選抜の面接で不合格になる人には、いくつかの共通点があります。最も多い原因は、入学後の明確な目標がなく、大学への本気度が伝わらないことです。
落ちやすい人の特徴は次のとおりです。
- 志望理由が「有名だから」「自宅から近いから」など大学固有の理由になっていない
- アドミッション・ポリシーを読み込まず、求められる人物像を把握していない
- 回答が抽象的で、具体的なエピソードがない
- 緊張して頭が真っ白になり、言葉が出てこない
- 面接マナーが守られておらず、礼儀正しい態度が取れていない
総合型選抜(旧AO入試)で落ちる人に次に多い特徴は、志望する大学の学部・学科の特徴やアドミッション・ポリシーを理解していないことです。
スタディサプリでは、「緊張で頭が真っ白になり、想定内の質問だったのにうまく言葉が出てこなかった」という不合格体験談が紹介されています。練習量の不足が本番での失敗に直結するケースは多いといえます。
志望理由書の内容を面接前に必ず読み直し、どんな質問が来てもブレずに答えられる状態で本番に臨みましょう。
総合型選抜に受かる人・落ちる人それぞれの特徴を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

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面接試験の評価基準や配点目安は?
総合型選抜の面接では、主に「意欲・志望度」「基礎的なコミュニケーション能力」「人間性」の3つが評価軸となっています。
面接では、意欲・基礎的な学力や能力・人間性が問われます。これらは志望理由書の内容と共通ですが、面接ではさらに掘り下げて質問されると考えましょう。
評価軸の詳細は次のとおりです。
- 意欲・志望度:大学で学びたいこと、志望理由、将来の目標を具体的に伝えられるか
- コミュニケーション能力:質問の意図を正確に把握し、わかりやすく答えられるか
- 人間性・主体性:協調性・リーダーシップ・誠実さが言動から伝わるか
配点は大学・学部によって異なりますが、面接と書類(志望理由書)を合算して100〜200点満点で評価するケースが多くみられます。大学の募集要項で確認することをおすすめします。
また、面接での発言内容と志望理由書の内容が矛盾すると、代筆を疑われる場合もあります。出願書類と発言の一貫性にも注意しましょう。
まとめ|総合型選抜の面接は準備と練習で合格を勝ち取ろう
この記事では、総合型選抜の面接でよく聞かれる質問と、模範の答え方・マナーを解説しました。
重要なポイントをまとめると次のとおりです。
- 志望理由・自己PR・高校生活の質問には、具体的なエピソードを必ず盛り込む
- 回答はPREP法(結論→理由→具体例→結論)の順番で組み立てる
- 1質問あたりの回答時間は1〜2分を目安にする
- 逆質問は「特にありません」を避け、大学の教育内容と自分の目標を結び付けた質問を準備する
- 服装は制服が基本。入退室のマナーも事前に練習しておく
面接は一夜漬けの準備では太刀打ちできません。自己分析・大学研究・模擬面接を繰り返して初めて、本番で実力を発揮できます。
この記事で紹介した質問例と答え方を参考に、自分なりの回答を早めに準備してください。準備の積み重ねが、合格への最短ルートです。
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