東京理科大学の総合型選抜とは?試験内容&難易度・倍率まとめ

東京理科大学 総合型選抜

「東京理科大学の総合型選抜ってどんな入試?」
「難易度は高いのかな…」
「合格するにはどんな対策をしたらいいんだろう?」

東京理科大学では多くの学部で総合型選抜を実施しています。ただ、どんな試験かイメージがわかず、受験するか判断できない人も多いですよね。

そこで本記事では試験内容や難易度も交え、東京理科大学・総合型選抜の特徴を解説します。合格者の体験談や対策方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 選考では学力試験なし
  • 入試方式・学部により倍率・難易度が異なる
  • 提出書類は3つだけ

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目次

東京理科大学の総合型選抜とは?

東京理科大学総合型選抜は、本校で学びたいという学習意欲と志望度の高い学生を募るために実施している入学試験です。

複数の入試方式がありますが、全て共通のスケジュールで選考が行われます。

【2026年度総合型選抜スケジュール】

Web出願登録期間2025年10月23日~10月31日
出願書類提出期間2025年10月27日~11月1日郵送必着
選考日2025年11月16日
合格発表日2025年12月12日
参考:東京理科大学総合型選抜 募集要項

6つの学部で実施

東京理科大学の総合型選抜が行われているのは、以下の6つの学部です。

  • 理学部
  • 薬学部
  • 工学部
  • 創域理工学部
  • 創域情報学部
  • 先進工学部
  • 経営学部

東京理科大学・総合型選抜は幅広い学部・学科で実施されているのが特徴です。東京理科大学を第一志望にしている学生には受験しやすい試験といえます。

入試方式は3種類

東京理科大学・総合型選抜には3種類の入試方式が設けられています。

  • 英語資格検定+特定教科評価
  • 理学部第二部
  • 女子

入試方式ごとに受験できる学部や出願資格が異なるため、自分に適した方式を見定めて出願することが大切です。各入試方式の特徴については、後ほど詳しく紹介します。

学力試験はなし

東京理科大学の総合型選抜では、いずれの入試方式においても学力試験がありません。

選考として設けられているのは、書類審査・面接時の口頭試問・小論文のみです。一方で、東京理科大学に一般入試で合格するには高い学力が求められます。そのため、現状の学力では不安がある人でも合格を狙うことができます。

東京理科大学・総合型選抜の入試方式

ここからは東京理科大学の総合型選抜で設けられている3つの入試方式を解説します。

いずれも入試のスケジュールは変わりませんが、選考内容や出願資格が異なります。それぞれの特徴をまとめているので参考にしてください。

英語資格検定+特定教科評価

「英語資格検定+特定教科評価」は、外部英語資格や検定資格のスコアと基準値以上の評定平均が出願資格として定められている入試方式です。

出願資格・志望学部への入学を第一志望としている
・合格した場合、入学を確約できる
・高等学校・中等教育学校を2025年3月に卒業見込みまたは2023年3月以降に卒業している
・数学・理科の評定平均4.0以上(経営学部は数学・国語)
・学科ごとに定める履修要件を満たしている
・外部英語資格
・検定試験の所定スコアを有している
外部英語資格・検定試験・TEAP 225点以上
・TEAP CBT 420点以上
・GTEC CBTタイプ 930点以上
・GTEC 検定版 930点以上
・英検(S-CBT含む) 1950点以上
・ケンブリッジ英語検定 140点以上
・TOEIC 1150点以上
・IELTS 4.0以上
・TOEFL iBT 42以上
参考:東京理科大学総合型選抜 募集要項

理学部第二部

理学部第二部は、名前の通り「理学部第二部」のみを受験できる入試方式です。東京理科大学・理学部第二部では、他の学部とは異なり夜間過程で数学・物理・化学を学ぶことができます。多様なライフスタイルの学生が在籍しているのが特徴です。

出願資格・志望学部への入学を第一志望としている
・合格した場合、入学を確約できる
・高等学校・中等教育学校を2025年3月に卒業見込みまたは2023年3月以降に卒業している
・学科ごとに定める履修要件を満たしている
参考:東京理科大学総合型選抜 募集要項

評定平均や資格検定などの基準が設けられていないため、多くの人が出願資格を満たしています。

総合型選抜(女子)

総合型選抜(女子)は、女性の工学分野への進学を積極的に支援することを目的に実施している入試方式です。受験できる学部は工学部・創域理工学部・先進工学部の3つに限定されています。

出願資格・志望学部への入学を第一志望としている
・合格した場合、入学を確約できる
・高等学校・中等教育学校を2025年3月に卒業見込みまたは2023年3月以降に卒業している女子
・数学・理科の評定平均4.0以上
・学科ごとに定める履修要件を満たしている
参考:東京理科大学総合型選抜 募集要項

「英語資格検定+特定教科評価」と同様に評定平均4.0以上という基準が定められていますが、英語の資格試験がなくても出願可能なのが特徴です。

東京理科大学・総合型選抜の出願書類

東京理科大学・総合型選抜の出願時に必要な書類は、下記の3つです。

各書類の特徴や作成時に注意するべきポイントを詳しく解説します。

調査書

出典:鷗州ナビ

出願時には所属する高校の学校長が作成した「調査書」の提出が必要となります。調査書に必要な記載事項は以下の3つです。

  • 最終学年1学期または前期までの履修状況
  • 評定平均値
  • 出欠の記録

上記に加えて、在学中に取得した資格・検定がある場合にはスコアや級の記載が必要です。また、調査書は厳封されたものしか受け付けられません。開封しないように注意してください。

志願者調書

志願者調書は東京理科大学・総合型選抜の志望理由書にあたる書類です。入学後に学びたいことや大学卒業後を見据えた目標を含めながら、なぜ東京理科大学で学びたいのかを論理的かつ端的に表現することが求められます。

志望者長所は、最も他の受験生と差をつけやすい書類といえます。書類作成前にきちんと自分の志望理由を言語化して、第三者からのアドバイスをもらうのがおすすめです。十分にブラッシュアップさせたうえで提出しましょう。

外部英語資格・検定試験のスコア証明書

「外部英語資格・検定試験のスコア証明書」は、「英語資格検定+特定教科評価」での受験をする場合のみ必要な書類です。

出願に必要なスコアを満たしていることを示す証明書の提出が必要です。なお、資格試験により必要な書類が異なります。以下にまとめているので、参考にしてください。

資格・試験名等提出する証明書(1部)
TEAP 成績表(official score report)の原本
TEAP CBT 成績表(official score report)の原本
GTEC CBTタイプ Official Score Certificate の原本
GTEC 検定版 Official Score Certificate の原本
英検(S-CBT含む) 合格証明書の原本またはCSE スコア証明書の原本
ケンブリッジ英語検定 結果ステートメント (Statement of Results)の原本
TOEIC Official Score Certificate(公式認定証) の原本
IELTS Digital Official Score Certificate(デジタ ル公式認定証)をプリントアウトしたもの
TOEFL iBT 試験実施機関から本学に直送(郵送)された 成績証明書(Test Report Form)
参考:東京理科大学総合型選抜 募集要項

東京理科大学・総合型選抜の倍率・難易度

2025年度の東京理科大学・総合型選抜の倍率は全体で1.69倍です。

入試方式別で見ると、「英語資格検定+特定教科評価」が約1.95倍で最も高い数値となりました。中でも薬学部は特に人気が高く、倍率は約4.71倍です。

「理学部第二部」「総合型選抜(女子)」の方が倍率は低めです。同じ「英語資格検定+特定教科評価」でも理学部第一部は倍率が約1.43倍であり、合格が狙いやすい数値といえます。

【英語資格検定+特定教科評価】

学部倍率
理学部第一部約1.43倍
工学部約2.14倍
薬学部約4.71倍
創域理工学部約1.83倍
先進工学部2.0倍
経営学部約1.47倍

【理学部第二部】

学部倍率
理学部第二部約1.21倍

【総合型選抜(女子)】

学部倍率
工学部2.40倍
創域理工学部約1.31倍
先進工学部約1.71倍
参考:東京理科大学 総合型選抜2025年度結果

東京理科大学・総合型選抜のアドミッションポリシー

東京理科大学・総合型選抜では、学部ごとにアドミッションポリシーを掲げています。

【学部別アドミッションポリシー】

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学部アドミッションポリシー
理学部第一部・英語・数学などの基礎知識がある
・数学・物理・化学の各専門分野の十分な基礎知識がある
・十分な思考力・判断力・表現力などがある
薬学部・基礎知識と思考力・判断力・表現力がある
・人類の健康を守ることを通じて社会に貢献しようとする志がある
・専門分野の学習に必要な学力がある
・薬学の発展を担うことを通じて人類の健康保持と疾病の克服を実現するために国際的な視野を持って活躍する素養がある
・考えを表現する力と主体的に協働して学ぶ意欲がある
工学部・基礎知識と思考力・判断力・表現力がある
・工学分野の学習に必要な学力がある
・国際的な視野を持ち、将来活躍するための素養がある
・良識と責任意識を持ち、主体的に協働して学ぶ意欲がある
創域理工学部・基礎知識と思考力・判断力・表現力がある
・専門分野の学習に必要な学力がある
・国際的な視野を持ち、将来活躍するための素養がある
・考えを表現する力と主体的に協働して学ぶ意欲がある
先進工学部・数学・理科に対して高い興味や関心がある
・基礎知識と思考力・判断力・表現力がある
・専門分野の学習に必要な学力がある
・外国語に対して高い興味や関心がある
・国際的視野を持ち、将来活躍するための素養がある
・考えを表現する力と主体的に協働して学ぶ意欲がある
経営学部・高等学校段階までの学習内容を十分理解している
・正しい倫理観と豊かな人間性を備えている
・自然・人間・ 社会とこれらの調和的発展のための創造的・知的活動に対して高い学習意欲がある
・自立心旺盛で、国内外で活躍しようとする意欲がある
・国際的ビジネスリーダーの資質である英語でのコミュニケーション能力・人間力の習得にも関心がある
・考えを表現する力と主体的に協働して学ぶ意欲がある
理学部第二部・高等学校段階までの理学系に必要な基礎知識・思考力・判断力・表現力がある
・専門分野の学習に必要な学力がある
・多様な価値観と目的意識を持つ幅広い年齢層の様々な学友とともに勉学や生き方を学び、豊かで活気溢れる大学生活を送れる
・勉学と職業を両立させ、経済的に独立していく意欲があり
・人間力・学士力があり、国内外で活躍できるコミュニケーション能力を積極的に身に付ける意思がある
・考えを表現する力と主体的に協働して学ぶ意欲がある
参考:東京理科大学総合型選抜 募集要項

どの学部も学力だけでなく、受験生の学ぶ意欲や人間性を重視していることがわかりますね。受験する学部のアドミッションポリシーを把握したうえで、書類審査や面接に臨むことで高い評価を得られます。

出願準備に取り掛かる前に、必ず志望学部のアドミッションポリシーには目を通しておきましょう。

東京理科大学・総合型選抜の合格体験談

ここでは、東京理科大学・総合型選抜に合格した先輩の体験談を2つ紹介します。合格体験談には、受験期の過ごし方や具体的な対策方法など合格のためのヒントがたくさん含まれています。ぜひ参考にしてください。

【先進工学部の合格体験談1】

6月まで部活があり、部活引退までは土日やテスト期間の勉強を頑張っていました。受験勉強を本格的に始めたのは3年の夏休みで、苦手教科でも平均点以上をとれるように基礎から復習しました。総合型選抜のための準備は3年の10月ごろから始めました。
平日は3時間、休日は8時間ほど勉強しました。睡眠が一番重要だと考えていたため、夜遅くまで無理やり勉強することはしませんでした。長期休みも8時間ほどやっていましたが、日により多かったり少なかったりという感じでした。まわりはもっとやっていたように思います。

引用:パスナビ 東京理科大学合格体験談

早い時期から勉強習慣を身につけておくことの大切さがわかりますね。受験学年になる前から学校の試験勉強には力を入れて取り組みましょう。高い評定平均を取れていれば、い座受験をするときに多くの選択肢が取れるようになります。

【先進工学部の合格体験談2】

大学の教授が面接をしてくれるので興味ある研究室の先生とかの顔は覚えておくべき。私は入りたい研究室の教授が面接官だった。事前に顔は知っていたもののマスクをしていたためわからずにその教授でない面接官をみて〇〇研究室に入りたいです!と言ってしまった。そのあとその教授が〇〇教授であることがわかり気まずかったから。
入退室は練習をしっかりしている人が多いと思う。が、緊張状態で面接を受け、終わった後に気が緩んでしまい退室がうまくできなかったので体に染み込ませるくらいやるべきだった。

引用:マナビジョン 東京理科大学合格体験談

面接対策は十分すぎるくらいに取り組んでおくことが重要です。礼儀作法はもちろん、大学入学後の学びについても語れるように徹底的に調査しておきましょう。

【試験別】東京理科大学・総合型選抜の対策方法

ここからは次の試験別に、東京理科大学・総合型選抜の対策方法を解説します。

東京理科大学ではいずれの入試方式でも書類・面接・小論文の3つが試験として課されて合否を判定しています。合格するためには、すべての試験対策にバランスよく取り組むことが大切です。

書類選考

書類選考で特に大切なのは「なぜ東京理科大学で学びたいのか」を論理的かつ具体的に表現することです。書類作成に取り組む前に、まずは自分の志望理由を固める作業から始めましょう。

さらに、大学の求める学生像と一致していることを伝えるのも大切なポイントとなります。東京理科大学の各学部で掲げているアドミッションポリシーへの理解を深め、要点を押さえながら書くようにしてください。

書類選考における志望理由書の書き方についてより詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

面接

東京理科大学・総合型選抜の面接対策として重要なのは、「志望理由を深めておくこと」と「基礎学力を固めておくこと」の2つです。

東京理科大学の面接では、出願時に提出した書類を基に質問が展開されます。特に志望理由については深く問われることになるため、対策が必要です。

まずは、想定質問を考えて自分なりの回答を用意しておきましょう。そのうえで第三者に協力してもらい模擬面接で対応力を磨くのがおすすめです。さまざまな角度からの質問にも焦らずに回答できるように、場数を踏みましょう。

また、基礎学力を固めておくことも忘れてはいけません。東京理科大学・総合型選抜では面接の中で学科に関する口頭試問が行われます。基礎学力が十分かどうかを判断するための内容なので、学校で学んだことをきちんと復習し定着させるようにしましょう。

総合型選抜の面接試験についてより詳しく知りたい人は、以下の記事で紹介していますので参考にしてください。

小論文

東京理科大学・総合型選抜の小論文対策としては「科目に対する理解を深めること」と「小論文の書き方を押さえること」が有効です。

東京理科大学では、数学や生物のような科目に関する小論文が出題されます。自分の持つ基礎学力を使いながらテーマに合わせて論理的に表現することが重要です。

合格するためには、基礎学力を高めることと小論文の基礎の習得にバランスよく取り組むのがおすすめです。限られた時間の中で知識を活かし、相手に伝わる表現をすることが求められます。

小論文の対策方法をより詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

まとめ

この記事では、東京理科大学・総合型選抜の受験情報や対策方法について解説しました。

東京理科大学の総合型選抜は、小論文や面接において基礎学力が確認されます。学力試験がないからと気を緩めずに、学力対策も行うことが大切です。高等学校の中で学んだ内容については十分に復習をしておきましょう。

総合型選抜に合格するために取り組むべきことは数多くあります。どのように準備すべきか迷うようなら、専門の塾や学校の先生などに相談するのもおすすめです。今できることから準備を進めていきましょう。

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