上智大学・SPSF入学試験とは?特徴や倍率、合格者の体験談も紹介

上智SPSF

「上智大学のSPSF入学試験はどんな試験なんだろう?」
「私も出願できるのかな…」
「合格するにはどう試験対策を進めたらいいの?」

上智大学で特別入試の一つとして実施されている「SPSF入学試験」。2020年度より開設された「英語による学位取得プログラムでの学びを志す受験生」を対象にしている入試です。

そんなSPSF入学試験を受験しようか考えているものの、試験内容や倍率など、公式サイトでは詳細がわからない人も多いですよね。

そこで本記事では試験内容や倍率も交え、上智大学・SPSF入学試験の特徴を解説します。合格者の体験談や対策方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 12年間以上海外で教育を受けた人が対象
  • 9月入学のみの受け入れ
  • 選考での学力試験なし

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目次

上智大学のSPSF入学試験とは?

上智大学のSPSF入学試験とは、2020年度より開設された英語学位取得プログラム「Sophia Program for Sustainable Futures(SPSF)」の学生を募るために実施している、特別入試の一つです。

SPSFで学ぶためには本入学試験に合格する必要があるため、例年多くの受験生から高い人気があります。

【2026年度 SPSF入学試験日程】

Web出願期間2025年11月12日~12月5日
出願書類提出期間2025年12月12日
合格発表2026年2月6日
入学手続締切2026年4月10日
参考:SPSF入学試験 入試情報

6つの学部・学科で実施

SPSF入学試験で対象となるのは、以下の6つの学部・学科のみです。

  • 文学部 新聞学科
  • 総合人間科学部 教育学科
  • 総合人間科学部 社会学科
  • 経済学部 経済学科
  • 経済学部 経営学科
  • 総合グローバル学部 総合グローバル学科

SPSF入学試験に合格するには、志望理由に加えて学部・学科で何を学べるのかも調査しておくことが大切です。出願する際は、自分の興味関心の強さや将来につなげやすいところを基準に選択しましょう。

募集対象は9月入学のみ

SPSF入学試験で募集しているのは、9月入学者のみです。

SPSF入学試験に出願するには、学校教育における12年以上の過程を修了する必要があります。帰国生のみが対象となるため、海外の教育機関における卒業時期に合わせて9月入学のみを募集対象としています。

選考は書類審査のみ

SPSF入学試験の選考は、原則として書類による審査のみです。上智大学で求められる学力を有しているかどうかは、出願書類により判断されます。

学力だけでなく、入学への意欲も書類上で表現することになります。そのため、いかに入念に出願に向けた準備ができるかが合否を決めるカギになる入試方式です。

上智大学・SPSF入学試験の出願書類

上智大学・SPSF入学試験の出願には、下記8つの書類提出が必要です。

それぞれ詳しく解説します。

Application Form

SPSF入学試験に出願するには、Application Formの入力・提出が必要です。

出願時に使用するWeb出願サイトで作成・ダウンロードができますので、抜け漏れがないように入力しましょう。何を記載したのかを後からでも見直せるよう、手元に残しておくのがおすすめです。

また、記載時には誤字・脱字などの記入ミスがないように繰り返し確認したうえで提出してください。

エッセイ

SPSF入学試験に出願時には、学部別に指定のフォーマットにエッセイを入力します。志望理由や学部独自のテーマについて指示に従い、英語で記述しましょう。

また、500語程度という制限も設けられています。伝えたいことを端的にまとめ、相手に伝わりやすい文章構成を意識して作成することが大切です。

高等学校の成績証明書

SPSF出願時には、在籍する高等学校の成績証明書が必要です。日本の教育制度に基づく高等学校出身の場合には、調査書で代用できます。

高校に準備してもらう必要のある書類のため、提出期限に間に合わせるためにも早めに申請しておきましょう。

高等学校の卒業証明書

出典:卒業証明書

SPSF入学試験に出願するには、高等学校の卒業証明書提出も必要です。本証明書は所定のフォーマットを使用して提出するよう指示があります。

こちらも成績証明書と同様に学校側に用意してもらう書類です。早めに申請し、期日に余裕持たせながら出願書類を揃えましょう。

英語資格試験証明書

SPSF入学試験に出願には、以下4つのうちいずれかの英語資格試験証明書の提出が必要です。

いずれも公式スコアが必要になるため、試験機関から上智大学に向けて送信してもらう必要があります。あらかじめ連携を取り、準備を進めておきましょう。

ただし、IB 予想成績レポートまたはGCE Aレベル 予想成績レポートを使用する場合には学校から書類のアップロード・郵送・メールでの提出が必要です。

TOEFLまたはIELTSの公式スコア

SPSF入学試験出願には、英語能力の証明としてTOEFLまたはIELTSの公式スコアの提出も必要です。

他の英語資格試験と同様に、公式スコアを手配する必要があります。あらかじめ試験機関と連携を取り、準備しておきましょう。

推薦状2通

出典:推薦状

SPSF入学試験出願にあたり、推薦状を2通作成しなければなりません。

推薦者は出身学校の教員2名です。事前に学校と相談し、誰に推薦状を作成してもらえるのか相談しておきましょう。

また、推薦状は上智大学が指定するフォーマットを使用して作成します。あらかじめダウンロードし、学校にも渡しておきましょう。

出願書類チェックリスト

SPSF入学試験の出願時には、出願書類に抜け漏れがないことを確認するための出願書類チェックリスト提出を提出します。

提出前にあらためて出願書類を確認し、すべて間違いなくアップロードや提出を終えているかどうかチェックしましょう。書類の漏れがあると審査対象にならないため、入念に見直すことが大切です。

上智大学のSPSFの倍率・難易度

2024年の上智大学・SPSF入学試験における全体平均倍率は1.64倍でした。倍率には学科ごとにばらつきが見られるので、受験する際は注意が必要です。

【2024年度倍率】

学部・学科倍率
文学部・新聞学科1.33倍
総合人間科学部・教育学科1.13倍
総合人間科学部・社会学科2.82倍
経済学部・経済学科1.49倍
経済学部・経営学科1.86倍
総合グローバル学部・総合グローバル学科1.52倍
参考:上智大学SPSF 入試結果

特に社会学科は2.82倍と倍率が高いのが特徴的です。受験する際には、他の志願者との差がつけられるように入念に対策しましょう。

SPSF入学試験では出願書類で合否が判定されるので、合格するには事前準備にどれだけ注力できるかが肝心です。

上智大学・SPSF入学試験のアドミッションポリシー

上智大学・SPSF入学試験では学部・学科ごとにアドミッションポリシーを掲げています。

学部により領域に違いはありますが、いずれも学びへの積極的な姿勢と高い英語能力を求めている点は共通しています。

【学部・学科別アドミッションポリシー】

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学部・学科アドミッションポリシー
文学部・新聞学科・ジャーナリズムやメディア・コミュニケーションの諸領域に積極的な関心を持ち、それを深く学び、考える意欲がある
・現代社会に対する問題関心を突き詰める姿勢と批判的に検証する論理的な思考力、判断力がある
・自らの問題関心に基づいた調査研究の成果を表現する能力、説明する対話力がある
総合人間科学部・教育学科・人間と教育をめぐる諸問題に関心を持ち、解決に向かう意欲がある
・国際社会や異文化に対して広い関心と旺盛な探究心がある
・英語を用いて論理的に思考し、表現する能力と、基礎的なコミュニケーション能力がある
・考えを率直に表現でき、他者の考えを受け入れ、柔軟に発想し、複眼的に思考できる
総合人間科学部・社会学科・政治・経済・歴史など社会の広い領域への関心がある
・論理的な思考力とコミュニケーションへの積極的な姿勢がある
・他者や社会に対する豊かな想像力を育むための強い意欲がある
・誰もが尊重される公正な社会実現に向けて貢献する将来構想がある
経済学部・経済学科・現代社会に対して高い関心を持ち、社会貢献への高い意欲がある
・論理的思考の基礎となる言語能力および数学的な思考能力がある
・自ら主体的に行動し、対話を通じて他者を理解し、他者と協働できる素養がある
経済学部・経営学科・現実社会の問題に対し関心を持ち、主体的に関わる意欲がある
・社会現象を論理的に分析して理解するための日本語および外国語の能力、歴史などの社会科の素養、論理的能力に秀でた高い意欲がある
・将来、国内外の組織などにおいて活躍する意欲がある
総合グローバル学部・総合グローバル学科・グローバル化する世界・社会と文化の豊かさに大きな関心がある
・現代社会・地理・世界史に関わる一定の知識がある
・根拠に基づく論理的な思考ができ、主体的に取り組む力がある
・グローバル化する世界の動きを理解するのに必要な文献を読解することのできる英語能力がある
参考;上智大学SPSF アドミッションポリシー

SPSF入学試験で合格するには、アドミッションポリシーに合った人材であると出願書類でアピールすることが大切です。

そのためにも、出願準備をする前に志願する学部・学科のアドミッションポリシーを把握しておきましょう。理解を深めたうえで書類を作成することで、合格の可能性を高められます。

アドミッションポリシーについてより詳しく知りたい人は、以下の記事もぜひ参考にしてください。

上智大学・SPSF入学試験の合格体験談

ここからは、上智大学・SPSF入学試験に実際に合格した人の体験談を紹介します。

SPSF入学試験は書類選考だけで合否が決まるという特殊な試験内容なので、どのように対策をすれば合格につながるのか気になる人も多いのではないでしょうか。

リアルなエピソードには合格のヒントになることがたくさん含まれていますので、ぜひ参考にしてください。

【合格体験談①】

志望理由書を書く中で重要なポイントやテンプレートなども提示してくれました。これのおかげで、私は志望動機やこれから大学に入ってしたいことなどを具体的に書くことができました。大学の志望理由書を書く上で、自力ではできないことまでサポートしていただきました。具体的には、書き方などを提案してくださり、入念に何回もチェックや面接についても予想問題の解答の練習もしてくださいました。

引用:毎日学習会 合格体験談

【合格体験談②】

自分以外の人が書いた志望理由書を見る機会は限られているので、先生の志望理由書を参考にできたのは志望理由書を書くにあたって助かりました。志望理由書は正解がない分、書き方に悩む人が多いかと思います。見本があるだけで書き方や内容の方向性を定めることができました。また日本の大学に進学する人が周りにいなかったので、受験についてお話しできる人がいるだけで安心感がありました。受験勉強だけではなく精神的にも支えていただけたので、家庭教師をつけて本当に良かったと思います。

引用:EDUBAL 合格体験談

どちらの合格体験談からも、受験対策として出願書類の準備に力を入れていたことがわかります。自分一人では深めるのが難しい志望理由も、他者からのフィードバックなどを受けることでブラッシュアップしていますね。

自力で対策することに不安がある場合には、学校の先生や専門の塾などに頼るのもおすすめです。

上智大学・SPSF入学試験の対策方法

上智大学のSPSF入学試験に合格するには、完成度の高い出願書類を作成することが大切です。上述しているように、SPSF入学試験は書類審査のみで合否が判定されます。

特に500語エッセイでは「なぜその学科で学びたいのか」「これまでの経験とどうつながっているのか」を一貫性をもって示すことが重要です。書き始める前に、過去の経験や志望理由を改めて整理して臨めると論理立てて表現しやすくなります。

また、第三者のチェックを受けるのも効果的な対策方法の一つです。自分では気づきにくい論理の飛躍や伝わりにくい表現を客観的に指摘してもらうことで、説得力を大きく高められます。

丁寧に推敲を重ねることが、合格への近道です。

まとめ

この記事では、上智大学・SPSF入学試験の受験情報や対策の仕方について紹介しました。

記事の中で紹介してきたように、SPSF入学試験は書類審査のみで合否が決まる入試方式です。高い評価を得るためには提出する英語資格試験のスコアを高めたり、志望理由を固めたりとライバルたちと差をつける工夫が必要です。

一朝一夕でできる対策ではないため、合格を目指すなら早めから準備に取り掛かりましょう。自力で取り組むことに不安があれば、学校や塾の先生などのプロに相談してスケジュールを立てながら進めるのがおすすめです。

合格に向けて、今からできることに早速着手していきましょう。

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