明治大学・地域農業振興特別入試とは?試験の特徴&倍率・対策法まとめ

地域農業振興特別入学試験

「明治大学の地域農業振興特別入学試験ってどんな入試?」
「出願条件は厳しいのかな…」
「どう対策すればいいんだろう?」

明治大学地域農業振興特別入学試験に興味はあるものの、具体的な試験内容や対策方法があいまいな人は多いですよね。

地域農業振興特別入学試験では、志望理由の明確さや将来のビジョンなどが総合的に評価されます。そのため、表面的な対策だけでは十分とは言えません。

大学や入試の特徴を正しく把握し、将来を見据えて「なぜ志望したのか」を言語化した状態で挑むことが重要です。

そこで本記事では試験内容や難易度も交え、明治大学・地域農業振興特別入学試験の特徴を解説します。合格に向けた具体的な対策方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 食料環境政策学科のみ実施している
  • 高い志望度と現実的な将来設計がある人を選抜
  • 専願でのみ受験可能

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目次

明治大学の地域農業振興特別入試とは?

地域農業振興特別入試とは、2022年度より明治大学・農学部で行われている総合型選抜の一つです。

将来、市町村や集落などの特定地域で農業振興を担うリーダーとして活躍したいという強い意思を持った学生を募ることを目的としています。

地域農業振興特別入試は、一般入試と比べて早い時期に行われるのが特徴です。

【入試日程】

第一次選考出願期間2025年9月1日~9月4日消印有効
第一次選考合格発表日2025年9月25日
第二次選考出願期間2025年9月25日~10月1日
プレゼンテーションデータ送付期日2025年10月10日
第二次選考日2025年10月18日
合格発表日2025年11月5日
参考:明治大学・地域農業振興特別入試要項

農学部・食料環境政策学科のみ受験可能

明治大学の地域農業振興特別入試は、農学部・食料環境政策学科のみで受験可能な試験です。地域での農業や農村を総合的に考察でき、将来活躍が期待できる人材を募集するために実施しています。

そのため、単に農学に興味があるだけでは合格できません。地域に対する強い想いがあることが求められます。

出願する際は食料環境政策学科について深く調べ、地域農業振興を担うための具体的なプラン・根拠を携えて試験に臨みましょう。

地域の農業振興に強い関心を持つ人が対象

地域農業振興特別入試は、地域農業振興に対する強い意志を持つ人を対象とする試験です。そのため、以下の3つを出願者に求める資質として入試要項に明示しています。

  • 自ら住む地域の農業に愛着と誇りがある
  • 将来、地域農業振興のリーダーとして活躍する志と計画がある
  • 将来への計画が現実的な基盤のうえに立てられていることを説得できる

また、地域農業についての広範囲な知識欲があることも欠かせない資質です。農業について実践的・総合的に考察できる力も求められています。

合格後の入学確約が出願条件

明治大学・地域農業振興特別入試に合格した場合、必ず入学できることが出願条件です。

入試要項には、食料環境政策学科を専願とする場合のみ出願可能であることが記されています。第一志望であることが前提のため、志望動機や入学後の展望は選考において重要な評価のポイントとなります。

受験する際は他の学科や大学ともよく比較をして、「なぜ食料環境政策学科で学びたいのか」を固めておくようにしましょう。

明治大学・地域農業振興特別入試の選考内容

明治大学・地域農業振興特別入試では下記2つの選考で、合否を判定しています。

それぞれ詳しく解説します。

第一次選考(書類審査)

明治大学・地域農業振興特別入試の第一次選考は、出願時に提出する書類により審査が行われます。

地域農業振興特別入試の出願時には、「志望理由書」「自己PR書」「私の地域産業振興プラン」のような自分の言葉で経験や想いを表現する書類が含まれています。選考において、これらは特に他の受験生との差がつきやすい書類です。

第一次選考を突破するためにも、明治大学の教育方針や農学部で学ぶ内容などの大学に関する情報を十分に調査しましょう。高い説得力を待たせて入学への熱意を表現することが重要です。

第二次選考(プレゼンテーション・面接)

第二次選考では、10分間のプレゼンテーションと30分間の面接を通して合否を判定しています。

プレゼンテーションは事前提出です。プレゼンテーションのデータはUSBメモリもしくはプリントアウトした資料を送付期日までに提出する必要があります。

テーマ地域農業振興における私のプランと学生生活
作成方法プレゼンテーションソフト(Microsoft PowerPoint)
提出方法USBメモリもしくはプリントアウト(様式自由)

面接では、プレゼンテーションに関する質疑応答も行われます。どのような角度からの質問にも対応できるよう、十分に対策しておきましょう。

明治大学・地域農業振興特別入試の出願書類

ここからは、明治大学・地域農業振興特別入試の出願に必要な7つの書類を紹介します。

入学志願票

出典:入学志願票

出願にあたり、「入学志願票」に受験者の情報を記載します。指定のフォーマットをプリントアウトし、太枠線内の情報を楷書で記入しましょう。

出願時には受験ポータルサイト「UCARO」を使用します。出願連携をする際に「氏名フリガナ」「生年月日」「電話番号」は使用するため、記入した情報は提出前に手元に控えておきましょう。

検定料振込用紙

出願には、検定料振込が完了している証明として「検定料振込用紙」の提出が必要です。検定料振込時には、指定の用紙をプリントアウトして使用します。太枠内の記入欄は志願者本人が自筆で記入し、振込時に銀行窓口に提出しましょう。

検定料振込用紙は大学送付用のB票・本人保管用のC票・取扱店保管用のD票が1枚にまとめられています。検定料振込用紙を金融機関に提出すると、D票のみ切り離されてB票とC票は手元に戻されます。出願書類にはB票のみを同封し、C票はなくさないように保管しておきましょう。

調査書

出典:鷗州ナビ

出願時には所属する高校の学校長が作成した「調査書」が必要です。出願3か月以内に作成されたものに限り有効となるため、出願日から逆算して学校に依頼しましょう。

また、調査書は厳封されたものしか受け付けられません。中身の確認を本人が行うのは厳禁です。開封しないように注意してください。

志望理由書

出典:志望理由書

地域農業振興特別入試の出願時には、「志望理由書」の提出が必要です。記載する内容は以下の2つです。

【志望理由書】

  • 食料環境政策学科で学びたいこと
  • 地域農業振興特別入学試験を選択した理由

明治大学・農学部の教育内容を踏まえた内容にすることがポイントです。志望理由・入学後に学びたいこと・学修計画・卒業後の目標に触れながら文章を作成を記載してください。

私の地域農業振興プラン

地域農業振興特別入学試験では、「私の地域農業振興プラン」の作成が必要です。

選考において入学後の学びを将来に繋げる意思を持つことを重視しているため、卒業後どのように地域農業振興に関わりたいのかを「私の地域農業振興プラン」で表現します。

所定のフォーマットを使用して、800字以上1200字以内で将来のプランを簡潔に書き出しましょう。

自己PR書

出典:自己 PR 書

地域農業振興特別入試の出願には、「自己PR書」の作成も必要です。所定のフォーマットをプリントアウトし、「これまでに力を入れてきたこと」について400字以内で記入しましょう。

努力のプロセスがわかるように表現することがポイントです。

自己PR書(別紙)および活動実績資料等

出願において特にアピールしたい活動実績等があれば、「自己PR書(別紙)」に記載して提出することができます。任意提出なので、提出できない場合には不要です。

また、自己PR書(別紙)に記載した実績を具体的・客観的に証明する資料があれば「活動実績資料等」として併せて提出してください。

明治大学・地域農業振興特別入試の倍率・難易度

明治大学・地域農業振興特別入試の倍率は2024年度が3.0倍、2025年度が7.0倍でした。

年度一次選考二次選考最終倍率
2024年度約2.1倍1.4倍3.0倍
2025年度約2.6倍約2.6倍7.0倍
参考:地域農業振興特別入学試験 結果

2024年度と2025年度の倍率を比較すると、明らかに難易度が向上していることがわかります。特に2025年度の地域農業振興特別入試では、書類選考を通過した後の第二次選考でも厳しい選抜が行われているのが特徴的です。

出願書類にばかり気を取られずに、二次選考の対策にも早めに着手しましょう。最終合格まで見据えた準備を計画的に進めることが合格のカギとなります。

明治大学・地域農業振興特別入試のアドミッションポリシー

明治大学・地域農業振興特別入試を実施している農学部・食料環境政策学科では、以下をアドミッションポリシーとして掲げています。

農学部・食料環境政策学科のアドミッションポリシー
  • 農学の役割と魅力を理解している
  • 幅広い教養を身に付けている
  • 人類の生存基盤と福祉に関わる食料・農業問題と環境・資源問題に関心がある
  • 個人、地域から地球規模までを広く視野を持ち考えられる
  • 問題解決までの筋道を考え、行動に移す力がある

参考:明治大学・地域農業振興特別入試要項

食料環境政策学科では、専門性と総合性を兼ね備えた人材を目指す志の高い学生を求めています。合格を目指すなら、アドミッションポリシーに紐づけて自分をアピールすることが大切です。

アドミッションポリシーについてより詳しく知りたい人は、以下の記事もぜひ参考にしてください。

明治大学・地域農業振興特別入試の合格体験談

ここでは、明治大学・地域農業振興特別入試に合格した先輩の体験談を紹介します。実際に取り組んだ具体的な対策方法が書かれているので、ぜひ参考にしてください。

【合格体験談】

面接ではプレゼンテーションをしなければならなかったので、スライドを作成したのですが、スライドの構成から、スライドのどこで質問されるかなど細かいところまで洋々でサポートを受けながら熟考しました。スライドに情報を多く詰めすぎないように、文字の大きさや色なども工夫しました。特に、社会人になってから大学に行こうと思った理由を分かりやすく伝えることにはこだわりました。また、SDGSや飢餓の状況など、私の書いた志望理由書に関連する事項についても押さえておくようにしました。

引用:総合型選抜の個別指導塾 洋々 合格体験談

明治大学・地域農業振興特別入試の第二次選考では面接に加えてプレゼンテーションが行われます。第三者の意見を取り入れながらブラッシュアップするのは、プレゼンテーションのブラッシュアップにつながる効果的な対策方法です。

ぜひ実体験を参考に対策を進めてみてください。

【試験別】明治大学・地域農業振興特別入試の対策方法

ここからは次の試験別に、明治大学・地域農業振興特別入試の具体的な対策方法を解説します。

地域農業振興特別入試ならではの特徴を押さえて対策をすることで、合格の可能性が高まります。ぜひ準備の参考にしてください。

書類審査

書類審査の対策として重要なのは、明治大学の食料環境政策学科を志望する理由の確からしさを伝えることです。

まずは、明治大学農学部のアドミッションポリシーや地域農業振興特別入試の趣旨を確認し、自分の経験と重なる要素を整理してみましょう。地域活動への参加、農業体験、環境問題への関心などの経験を出すことで、行動と志望理由が合致するため説得力を高められます。

重要なのは、自身の経験から何を感じ、何を学び、次にどう活かしたいと考えているかまで言語化することです。出来事の説明で終わらず、「考えの変化」や「将来へのつながり」を意識して書くことで高い評価が得られる書類に仕上がります。

総合型選抜の志望理由書の書き方について詳しく知りたい人は、以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

プレゼンテーション

プレゼンテーションでは、自分の考えを筋道立てて説明できているかが重要です。知識量ももちろん大切ですが、地域農業振興入試では特に表現力や思考力の高さが問われています。

「結論→理由→具体例」の順で構成を組み立てると、聞き手に伝わりやすいプレゼンテーションになるので効果的です。また、話し方や資料の見せ方も表現力の一つとして評価対象となります。声の大きさ、話すスピード、視線などにも意識を向けることが大切です。

プレゼンテーションの内容への質問対策も不可欠です。第三者に協力してもらい、プレゼンテーションと質疑応答の練習を重ねておきましょう。

プレゼンテーションの対策方法について詳しく知りたい人は、以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

面接

面接対策として有効なのは、想定質問を考えて回答を用意しておくことです。

面接では、志望理由や将来像について深掘りされることが多く、表面的な回答では対応できません。事前に志望理由や入学後に学びたいことを文章に書き出し、自分の考えを整理しておくことが重要です。

特に確認しておきたいのは、「なぜ明治大学なのか」「なぜ地域農業なのか」「学びを将来どう活かしたいのか」を論理立てて説明できるかどうかです。一度言語化してみて、矛盾や曖昧さの有無を学校や塾の先生やにチェックしてもらうと改善しやすくなります。

また、面接では受け答えの内容だけでなく、態度や表情、姿勢といった基本的なコミュニケーション力も見られています。模擬面接を通して、本番でも落ち着いて自分の考えを伝えられる状態を作っておきましょう。

面接試験の対策方法については以下の記事でより詳しく紹介しています。ぜひこちらも参考にしてください。

まとめ

この記事では、明治大学の地域農業振興特別入試について解説しました。

地域農業振興特別入試では、学力よりも農業への興味関心や学習意欲の高さが評価されます。そのため、将来地域の農業に貢献したいという強い意志を持つ受験生には向いている入試方式です。

ただし、合格のためには志望理由を深めたり、大学の情報を調査したりと対策すべきことが多くあります。一人で入試に向けた準備を進めるのに不安がある人は、学校の先生や総合型選抜に特化した塾の協力を得るのもおすすめの方法です。

早い時期から計画的に対策に取り組み、合格を目指しましょう。

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