
「上智大学のTEAPスコア利用方式ってどんな試験なんだろう?」
「他の試験より合格するのが難しかったりするのかな…」
上智大学における特別入試(総合型選抜試験)の一つとして実施されているTEAPスコア利用方式。本試験で上智大学に合格しようと考えている人もいるのではないでしょうか。
ただ、大学の公式サイトを見ても詳細がわからず、どう受験対策を進めればいいのかわからない人もいるはず。
出願条件や選考方法など、他の入試と毛色が異なるため、TEAPスコア利用方式の合格には特徴をおさえた対策が不可欠です。
そこで本記事では、上智大学におけるTEAPスコア利用方式の特徴を解説します。合格者の体験談や対策法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
なお、上智大学における総合型選抜の全体像を詳しく知りたい人は次の記事を参考にしてください。

- TEAPスコア利用方式は英語試験を当日に受けず、事前スコアで判定
- 合格の目安はTEAP300点以上+他科目合計8割
- 複数学部を1度の試験で受験でき、入学検定料も割引になる
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上智大学のTEAPスコア利用方式とは?

上智大学のTEAPスコア利用方式は、事前に受験したTEAPまたはTEAP CBTのスコアと、上智大学独自の教科・科目試験の結果を合わせて合否判定する入試方式です。
最大の特徴は、入試当日に「本学独自の英語試験」を行わず、提出されたTEAPスコアをそのまま得点化して合否判定に活用する点です。
TEAPとは、上智大学と公益財団法人・日本英語検定協会が共同開発した英語検定試験です。
大学で学習・研究する際に必要とされる英語運用力を、より正確に測定することを目的としています。難易度の目安としては英検準2級〜準1級程度で、TEAPは400点満点(各技能100点満点)のペーパーベース、TEAP CBTは800点満点(各技能200点満点)のコンピューターベースの試験です。
TEAPの難易度は「英検の準2級~準1級程度」とされており、高いスコアを取るには相応の英語力が必要です。下表のとおり、他試験とスケジュールも異なります。
| 出願期間 | Web出願:2026年1月5日(月)~1月22日(木) 書類送付:2026年1月23日(金)消印有効 |
| 学科試験日 | 2026年2月6日(金) |
| 学科試験の合格発表日 | 2026年2月14日(土) ※面接がある学部・学科のみ |
| 面接日 | 2026年2月19日(木) |
| 最終合格発表日 | 2026年2月17日(火) |
| 入学手続締切日 | 2026年3月16日(月) |
TEAPスコア利用方式には特有の受験の仕組みが用意されています。正しく情報を把握して受験に臨むことが大切です。

ここからは次の3つのTEAPスコア利用方式の特徴を解説します。
- 複数の学部・学科で併願可能
- 出願には2年以内のTEAP受験結果が必要
- 他の総合型選抜試験との違い
複数の学部・学科で併願可能

TEAP利用入試は複数の学部・学科で併願が可能です。受験科目が共通していれば、一度の試験で複数の学部・学科に出願できます。
一般選抜試験や第2次試験を実施する学科間(神学科、心理学科、看護学科)の併願も認められています。
なお、TEAPスコア利用方式で複数の学部・学科に出願すると、入学検定料が割引になります。
【入学検定料】
| 1学科目 | 3万5,000円 |
| 2学科目以降 | 2万円(1学科につき) |
たとえば、総合人間科学部の教育学科に加え心理学科と社会学科を併願で出願する場合、入学検定料は7万5,000円(3万5,000円+2万円+2万円)となります。
複数の学部・学科に出願すれば合格できる可能性も高まります。合格を目指すなら、第二志望・第三志望への併願がおすすめです。
出願には2年以内のTEAP受験結果が必要

TEAPスコア利用方式では、2年度以内に受験したTEAPの結果を英語試験の代替に利用できます。2026年度のTEAPスコア利用入試であれば、2024年または2025年度に受験したものが利用可能です。
なお、TEAPの受験結果は一度に受けた4技能(読む・書く・話す・聞く)のスコア全ての提出が求められます。1回目の読む・書くのスコアと2回目の話す・聞くのスコアを組み合わせて出願することはできないので注意が必要です。
他の総合型選抜試験との違い(新規追加)
TEAPスコア利用方式は、一般的な総合型選抜試験とは性格が大きく異なります。総合型選抜が「志望理由書や面接を通じて人物を評価する」方式なのに対し、TEAPスコア利用方式は学力試験の点数で合否を決める一般選抜の一区分です。
上智大学の一般選抜には3方式あります。
- TEAPスコア利用方式:事前TEAPスコア+当日学科試験
- 学部学科試験・共通テスト併用方式:共通テスト+独自学科試験
- 共通テスト利用方式:共通テストの成績のみで判定
「共通テスト利用方式」は、東京へのアクセスが難しい遠方の受験生も出願しやすいことが特徴です。TEAPスコア利用方式は、英語の4技能に自信がある受験生に向いています。
TEAPやTEAP CBTの受験機会はそれぞれ年3回ありますので、一回勝負ではなく、本来の英語力を確実に生かせます。
一方、総合型選抜(公募制推薦)はTEAPスコアを出願資格として使うことができます。
推薦入学試験では、各技能の最高得点を組み合わせた総合点での出願が認められているため、一般選抜のTEAPスコア利用方式よりも高得点のスコアを提出できる可能性があり、この2つの併願はたいへんおすすめです。
上智大学を第一志望にしている人は、TEAPスコア利用方式と推薦入試の両方を視野に入れた戦略が有効です。
【学部別】TEAPスコア利用方式の合格点目安

TEAPスコア利用方式の合格を目指すうえで、まず配点の仕組みとボーダーを正しく理解することが重要です。
上智大学は合格最低点を公開していないため、受験生が戸惑うケースも少なくありません。ここからは、下記3つの合格点目安に関する情報を解説します。
- 配点の仕組み
- 合格最低点のボーダー
- 合格ボーダーから見る狙い目学部
配点の仕組み
TEAPスコア利用方式では、TEAPスコアを英語の配点に換算したうえで、学科試験の結果と合算して合否判定が行われます。
提出されたスコアは、各学科が設定する英語の配点に応じて換算して合否判定に利用されます。
具体的な換算方法は非公開ですが、ほとんどの学部・学科でTEAPの配点は150点です。
ほとんどの学部・学科では英語外部検定試験結果(TEAPまたはTEAP CBT)の配点が150点、上智大学独自の教科・科目試験の配点が200点となっています。ただし、経済学部・理工学部の一部学科では配点が異なるため注意が必要です。
主な学部・学科の配点をまとめると次のとおりです。
| 学部/学科 | TEAP配点 | 学科試験配点 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 文学部・法学部・外国語学部・総合グローバル学部 等 | 150点 | 国語100点+地歴または数学100点 | 350点 |
| 神学部・総合人間科学部(一部) | 150点 | 国語100点 | 250点 |
| 経済学部(経済学科) | 200点 | 国語100点+地歴または数学150点 | 450点 |
| 経済学部(経済学科・理系) | 100点 | 数学100点 | 200点 |
| 理工学部 | 100点 | 数学150点+理科150点 | 400点 |
※最新の配点は必ず上智大学公式サイトで確認してください。
合格最低点のボーダー
上智大学はTEAPスコア利用方式の合格最低点を公表していません。
合格にはTEAPスコアと学科試験の合計で全体の8割以上が目安とされています。
上智大学は合格最低点を公表していないため正確な点数はわかりませんが、TEAPで300点は必ず取る必要があります。
TEAP310点で国語と社会の得点率が7割なら合格率は五分五分となり、TEAP320点で国語と社会の得点率が8割ならばほぼ合格できると言われています。
| TEAPスコア | 他科目の目安得点率 | 合格可能性 |
|---|---|---|
| 280点以下 | 9割以上が必要 | かなり難しい |
| 300点 | 8〜9割 | 合格圏 |
| 310点 | 7割 | 五分五分 |
| 320点以上 | 8割 | ほぼ合格 |
合格を確実にするには、TEAPで320点以上を取ることが安心の目安です。
また、TEAP310点の場合、国語と社会で7割程度の得点が必要です。一方、320点以上を獲得できれば、他教科の得点がやや低くても合格の可能性が高まります。
英語が得意な受験生ほど、TEAPで高得点を狙って他科目の負担を減らす戦略が有効です。
合格ボーダーから見る狙い目学部
年々ボーダーを下げているTEAP利用方式は、多くの学科でボーダーが下がっており、TEAPしか利用できないというのは上智のこの方式以外にありません。
TEAPを受験している受験生自体が限られるため、倍率が比較的低く出やすい学科を狙うのが有効な戦略です。
上智大学のTEAP利用入試は学部学科にまたがる併願が可能なので、学科選択によって合格可能性は大きく変わります。
倍率や難易度の観点から狙い目になりやすい学科の特徴は次のとおりです。
- 神学部神学科:倍率が低めに推移しやすい
- 理工学部各学科:数学・理科が得意な受験生には有利
- 総合人間科学部看護学科:比較的倍率が低め
看護学科は比較的倍率が低めで難易度が低い学科であると言えます。
志望学部と同時に、受験科目が共通する学科を複数出願することで合格のチャンスを広げられます。ただし倍率は年度ごとに変わるため、直近の入試統計も必ず確認してください。
上智大学におけるTEAPスコア利用方式の選考方法

ここからは上智大学における、TEAPスコア利用方式の選考方法を2つ紹介します。
面接試験

上智大学のTEAPスコア利用方式において、神学部神学科・総合人間科学部心理学科・総合人間科学部看護学科では面接試験が実施されます。選考の流れは以下のとおりです。
- 一次選考(学科試験)を受験
- 一次選考の合否判定
- 合格者のみ二次選考(面接試験)の受験
- 最終的な合否判定
面接試験は、一次選考となる学科試験を突破した場合のみ受験します。対象の学部を受験する場合には、面接試験の対策も欠かさずに取り組みましょう。
学科試験

TEAPスコア利用方式では、英語以外の学科試験が実施されます。試験科目や配点は以下の表のとおり受験する学部・学科によって異なります。
| 学部・学科 | 科目 | 試験内容 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 神学部(神学科) 文学部 (史学科・国文学科・英文学科・ドイツ文学科・フランス文学科・新聞学科) | ・英語 ・国語 | ・TEAPまたはTEAP CBTの検定試験結果 ・現代の国語、言語文化、論理国語、文学国語、古典探究 | ・150点 ・100点 |
| 文学部(哲学科) 総合人間科学部 (教育学科・心理学科・社会学科・社会福祉学科) 法学部 (法律学科・国際関係法学科・地球環境法学科) 外国語学部 (英語学科・ドイツ語学科・フランス語学科・イスパニア語学科・ロシア語学科・ポルトガル語学科) 総合グローバル学部 (総合グローバル学科) | ・英語・国語 ・地理歴史 または数学 | ・TEAPまたはTEAP CBTの検定試験結果 ・現代の国語、言語文化、論理国語、文学国語、古典探究・歴史総合と日本史探究 、歴史総合と世界史探究、数学Ⅰ・Ⅱ・A・ B(数列)・C(ベクトル)のうちから1科目選択 | ・150点 ・100点 |
| 総合人間科学部(看護学科) 経済学部(経済学科(文系)) | ・英語 ・国語 ・数学 | ・TEAPまたはTEAP CBTの検定試験結果 ・現代の国語、言語文化、論理国語、文学国語、古典探究 ・数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列)・C(ベクトル) | ・150点 ・100点 ・100点 |
| 経済学部 (経済学科) | ・英語 ・国語 ・地理歴史 または数学 | ・TEAPまたはTEAP CBTの検定試験結果 ・現代の国語、言語文化、論理国語、文学国語、古典探究 ・歴史総合と日本史探究、歴史総合と世界史探究 または数学Ⅰ・Ⅱ・A・ B(数列)・C(ベクトル)のうちから1科目選択 | ・200点 ・100点 ・150点 |
| 経済学部 (経済学科(理系)) | ・英語 ・数学 | ・TEAPまたはTEAP CBTの検定試験結果 ・数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列) ・C(ベクトル,平面上の曲線と複素数平面) | ・100点 ・100点 |
| 理工学部 (物質生命理工学科・機能創造理工学科・情報工学科) | ・英語 ・数学 ・理科 | ・TEAPまたはTEAP CBTの検定試験結果 ・数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列) ・C(ベクトル,平面上の曲線と複素数平面)・物理(物理基礎・物理) 、化学(化学基礎・化学)、生物(生物基礎・ 生物)のうちから2科目選択 | ・100点 ・150点 ・150点(各75点) |
また、面接なしの学部・学科を受験する場合には以下の流れで選考が進められます。
【面接なしの選考の流れ】
- 一次選考(学科試験)を受験
- 最終的な合否判定
面接が実施されないため選考のステップはシンプルです。ただし合格発表のタイミングが面接ありの選考と同じなため、結果が出るまでにやや時間がかかります。あらかじめ把握しておきましょう。
上智大学におけるTEAPスコア利用方式のアドミッションポリシー

アドミッションポリシーとは、大学が定めている学生の受け入れ方針のことです。面接ではアドミッションポリシーで掲げている人物像と合致しているかどうかが確認されます。事前に内容を把握しておくことが大切です。
上智大学では以下の4つをアドミッションポリシーとして掲げています。
1. キリスト教ヒューマニズム精神の涵養
上智大学入学試験要項
本学の建学の理念であるキリスト教ヒューマニズムに触れてこれを理解すること、他者や社会に奉仕する中で自己の人格を陶冶すること、真理の探究と真の自由を得るために自らを高めること。
2. 他者に仕えるリーダーシップの涵養
他者のために、他者とともに生きる精神-”For Others, With Others”-を育むこと、社会から受ける恩恵を自覚し、それにともなう責任感を抱くこと、リーダーシップに必要な基礎能力を培うこと。
3. グローバル・コンピテンシーの養成
グローバル・イシューへの関心を抱くこと、複数の言語でコミュニケーションできること、さまざまな文化の違いを理解し、その違いを肯定的に受け止め、それらのかけ橋となれること。
4. 幅広い教養と専門分野の知識・能力の修得
幅広い教養やコミュニケーション能力など社会人としての基礎能力、専攻する学問分野における専門的知識・能力を修得すること。
上記の内容を簡単にまとめると、上智大学では以下のような人物像を求めていることがわかります。
- 主体性や対話性・協働性が高い
- 深い思考力や判断力、 表現力を備えている
- 知識・教養・技能を見つけることに積極的
面接では上記のポイントを押さえた受け答えができるように準備しておくことで、好印象を持たれやすくなります。しっかりアピールしましょう。

上智大学におけるTEAPスコア利用方式の合格体験談

ここからは上智大学のTEAPスコア利用方式で合格した人の体験談を2つ紹介します。実際に合格した人が実践していた対策方法が詳しく載っているので、ぜひ参考にしてください。
【経済学部・経済学科に合格した受験生の体験談】
【前期】受験生になっても変わらず上智大学を第一志望に据え、公募推薦の受験を決めました。私は高校3年間塾に通っていなかったので、授業で扱う教科書や参考書を完璧に仕上げることを意識してコツコツと勉強していました。
上智大学TEAPスコア利用方式の合格体験談①
【夏休み】公募推薦の受験に向け、志望理由書の作成や面接練習、数学の学力試験の対策などを行っていました。それと並行して、共通テスト対策、一般入試とTEAPの対策も行っていました。夏休みは基礎を固めることを意識し、特に数学は参考書の基本的な問題を網羅するようにしました。英語は、毎日リスニングと単語帳の復習を欠かさず取り組みました。共通テスト対策は、形式と時間配分に慣れることを意識して取り組むとよいと思います。
【直前期】公募推薦に不合格になってしまいかなり落ち込みましたが、まだチャンスはあると前向きに考え、より一層集中して一般入試の対策を行いました。この頃から赤本にも本腰を入れて取り組みました。赤本のおすすめの使い方は、赤本を毎回コピーし、ノートに貼って解くことです。何度も白紙の状態から解けるのでおすすめです。共通テストでは思うように点数が取れなかったのですが、何度挫折しても諦めずに最後までやり遂げることが大切だと思います。
【文学部・新聞学科に合格した受験生の体験談】
基本的に学校の授業を活用しながら、大学の過去問演習を行っていました。夏休み前までは、基礎的な部分を固めていました。学校の授業時間を除くと、平日は3〜4時間、休日は5〜6時間ほど勉強していたと思います。夏休みはセンター試験の過去問10年分を中心に、基礎固めをしていました。推薦入試も受験していたため、そのための書類作成も同時並行でしていました。直前期は受験大学の過去問演習をしていました。勉強時間は1日6〜7時間だったと思います。
上智大学TEAPスコア利用方式の合格体験談②
上智大学におけるTEAPスコア利用方式の対策法

TEAPスコア利用方式の合格には、TEAPスコアと学科試験の両方で高得点を取ることが必要です。
ここからは次の2つの対策ポイントを解説します。
- TEAPスコアを伸ばすための勉強法
- 学科試験・面接の対策ポイント

TEAPスコアを伸ばすための勉強法
TEAPスコアを伸ばすには、4技能をバランス良く対策することが最重要です。
TEAPは1回の受験で4技能すべてを測定するため、特定の技能だけ高くても合計点は伸びません。
具体的な換算方法は公表されていないため、TEAPとTEAP CBTの換算方法が異なる可能性があります。そのため、両方を受験し両方のスコアを提出するとよいでしょう。
技能別の勉強法の要点は次のとおりです。
- リーディング:語彙レベルは英検準2級〜準1級くらいの幅に設定されています。英検2級レベル以上の語彙力を目指し、『ターゲット1900』などの単語帳で対応できます。
- リスニング:リーディングやリスニングは共通テスト対策になる問題傾向で、問題形式に慣れればスコアが上がります。
- ライティング:要約問題への対応が必要です。学校や予備校・塾の先生に添削をお願いできる環境であれば、添削を通じた改善が重要です。
- スピーキング:スピーキングも難易度が比較的一定なため、模範解答の研究が最も近道です。
また、TEAPは年3回受験できます。
TEAPとTEAP CBTをあわせると1年に6回もチャンスがあります。受験資格は高校1年生以上なので、上智大学を目指す方は計画的に受験することをおすすめします。
高校2年生のうちから計画的に受験スケジュールを組むことで、余裕を持って目標スコアを達成できます。
学科試験・面接の対策ポイント
学科試験では、TEAPスコアと合計して全体の8割以上が合格ラインの目安となります。
本番で問題との相性が悪くなるケースも想定し、過去問演習で常時9割以上取れる実力をつけておくと安心です。
学科試験の対策は次の流れで進めましょう。
- 過去問を5年分以上解いて出題傾向をつかむ
- 大問ごとに時間配分を決めて本番形式で練習する
- 間違えた問題を中心に苦手分野を克服する
国語は特に記述・要約問題への対策が必要です。
設問は傍線部の説明をしている文を選ぶ問題・日本語の用法を問う問題が主となっており、ストレートに読解力を確認する試験です。普段から根拠をもって答える練習をしておきましょう。
世界史を選択する場合は、論述問題の量が多く独自形式への慣れが必要です。
200字論述が1つと癖のある350字論述が1つあります。過去問を10年分解ききることで、出題形式に慣れておくことが重要です。
面接が実施される学部(神学部神学科・総合人間科学部心理学科・看護学科)を受験する場合は、アドミッションポリシーをもとに志望理由をまとめ、3回以上の模擬面接を実施しておきましょう。
まとめ
この記事では、上智大学のTEAPスコア利用方式の特徴・合格点の目安・対策法を解説しました。
最後に、この記事の要点を整理します。
- TEAPスコア利用方式は、事前に取得したTEAPスコア+当日学科試験で合否が決まる
- 合格の目安はTEAP300点以上+他科目合計8割(確実を狙うならTEAP320点以上)
- TEAPは年最大6回受験できるため、高校2年生から計画的に対策を始めるのが有効
- 受験科目が共通する学科を複数出願することで、合格チャンスを広げられる
上智大学への合格可能性を高めるには、TEAPスコアを早期に確保したうえで学科試験の対策を積み重ねることが重要です。
入念に対策を進め、上智大学の合格を目指しましょう。


