総合型選抜でボランティアの活動経験は評価される?おすすめや伝え方も解説

総合型選抜(旧AO入試)でボランティア経験は評価されるのか

「総合型選抜でボランティア活動は評価されるの?」
「ボランティア活動の経験はどうアピールすればいいんだろう?」

総合型選抜でアピールできるポイントを増やそうと、ボランティア活動への参加を考えている人は多いですよね。

ただ、実際にボランティア活動の経験が試験で評価されるのかあいまいな人もいるはず。

結論、総合型選抜においてボランティア活動は活動実績として評価される重要な要素の1つです。しかし、「受験のためにとりあえず参加しました」という表面的な活動では評価につながる実績とはなり得ません。

そこで、本記事では総合型選抜におけるボランティア活動の重要性を解説します。試験でのアピール方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

総合型選抜の特徴を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

この記事の要約
  • ボランティア活動は総合型選抜で評価される重要な要素の1つ
  • ボランティア活動は自分の志望校に関連する内容が適している
  • ボランティア活動は継続的に行うことで評価される

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目次

総合型選抜でボランティアの活動経験は評価される

総合型選抜でボランティアの活動経験は評価される

総合型選抜において、ボランティア活動は主体性・協調性・社会貢献意識を示す重要な実績のひとつです。大学側が見ているのは「どんな活動をしたか」ではなく、「なぜその活動を選んだのか」という動機と背景です。

なぜなら、総合型選抜は学力だけでなく、自ら考えて行動できる人物像を重視する入試だからです。たとえ小さな活動でも、自分の問題意識から選んだ活動のほうが、義務感で参加した大規模活動より高く評価されます。

慶應義塾大学の総合型選抜(FIT入試)では、出願資格に「ボランティア活動や地域の社会的活動などを熱心に行い、その実績を示せる者」と明記しています。

「(c)ボランティア活動や地域の社会的活動などを熱心に行い、その実績を示せる者」

慶應義塾大学 総合型選抜(FIT入試)出願資格

ただし、参加するだけでは評価につながりません。大学側が本当に重視するのは次の4点です。

  • どんな課題意識からその活動を選んだか
  • 活動を通じて何を学び、どう変化したか
  • 志望大学での学びとどうつながるか
  • 活動を客観的に証明できるか

最後の「証明」については、ボランティア参加証明書を取得して調査書に添付することで、活動の事実を客観的に示せます。証明書は活動先の団体に申請すると発行してもらえるため、参加後すぐに依頼することをおすすめします。

総合型選抜でボランティア経験は評価される

総合型選抜の実績につながるボランティア活動5選

総合型選抜の実績につながるボランティア活動5選

志望学部と関連したボランティア活動をすることで、学習意欲と問題意識の一貫性をアピールできます。「なぜこの活動か」を自分の言葉で語れる活動を選ぶことが重要です。

ここからは総合型選抜の実績につながるボランティア活動を、厳選して5つ紹介します。

総合型選抜の実績につながるボランティア活動

教育ボランティア(教育学部・心理学部志望向け)

総合型選抜の実績につながるボランティア活動 教育ボランティア

教育ボランティアは、教育学部・心理学部志望の人に最もおすすめの活動です。子どもと直接関わる経験が、志望動機の説得力を高めるからです。

主な活動内容は次のとおりです。

  • こども食堂のサポート
  • 学習支援(塾に通えない子どもへの勉強サポート)
  • ふれあい遊びイベントへの参加
  • こどもキャンプの運営・引率
  • こどもスポーツイベントの運営
教育ボランティアの例

教育ボランティアでは、学習に遅れをとっている子どもたちと直接向き合うことで、教育現場が抱える課題を体感できます。

「子どもと接するのが好き」という動機から活動を始めた受験生が、フリースクールで学習支援をするなかで不登校支援に関心を持ったと語る事例も見られます。活動前に「なぜこの活動か」を一言でまとめておくと、面接での深掘り質問に強くなります。

教育学部・心理学部を志望するなら、まずは教育ボランティアから活動先を探してみましょう。

福祉ボランティア(社会福祉学部・看護学部志望向け)

総合型選抜の実績につながるボランティア活動 福祉ボランティア

福祉ボランティアは、看護学部・社会福祉学部志望の人の学習意欲をもっとも明確に示せる活動です。現場でしか得られない経験が、志望理由書の深みを増します。なぜなら、福祉の現場が直面する課題は、教科書だけでは理解できないからです。

主な活動内容は次のとおりです。

  • 障害児童と放課後活動
  • 福祉事業所での軽作業サポート
  • 高齢者施設でのイベント企画・参加
  • 高齢者向けデジタル支援
  • 多世代食堂のサポート
福祉ボランティアの例

老人ホームでボランティアを経験した受験生が「机上の勉強だけでは得られない、人と向き合う難しさとやりがいを学んだ」と面接で語り、医療系学部で高評価を得た事例が報告されています。活動中に感じた「葛藤や驚き」こそ、本物の経験の証拠になります。

看護学部・社会福祉学部を目指すなら、福祉ボランティアを通じて現場の視点を養いましょう。

スポーツボランティア(スポーツ科学・体育学部志望向け)

総合型選抜の実績につながるボランティア活動 スポーツボランティア

スポーツボランティアは、スポーツ科学・体育学部志望の人に向いています。スポーツを支える側の視点を学べる点が、学部との親和性を高めます。

主な活動内容は次のとおりです。

  • チャリティマラソンの運営サポート
  • スポーツイベントの運営スタッフ
  • スポーツクラブ大会の運営・引率
  • 駅伝大会の運営サポート
スポーツボランティアの例

マラソン大会ではコース沿いの清掃や給水スタッフとして参加でき、コミュニティにおけるスポーツの役割を体感できます。「スポーツをする人を支えるとはどういうことか」という問いが生まれ、面接での語りに深みが出ます。

スポーツ科学・体育学部志望の人は、スポーツボランティアを通じて「する側」から「支える側」の視点を身につけましょう。

地域活性ボランティア(社会学部・政策学部志望向け)

総合型選抜の実績につながるボランティア活動 地域活性ボランティア

地域活性ボランティアは、地域社会の課題を肌で感じたい社会学部・政策学部志望の人に向いています。地域の現場を知ることが、社会問題への問題意識の言語化につながります。

主な活動内容は次のとおりです。

  • 地域行事(祭り・マルシェなど)の運営サポート
  • 美化活動・緑化活動
  • 海岸清掃活動
  • 防災ボランティア
地域活性ボランティアの例

地域清掃に継続参加した受験生が、参加者のお年寄りから「ポイ捨てされやすい場所には特徴がある」と聞き、市に看板設置を提案したという事例もあります。「現場の声に耳を傾けて行動した」という経験は、社会学部の学びとの一貫性を強く示せます。

社会学部・政策学部を目指すなら、地域活性ボランティアを起点に自分の問題意識を深めていきましょう。

農業ボランティア(農学部・環境学部志望向け)

総合型選抜の実績につながるボランティア活動 農業ボランティア

農業ボランティアは、農学部・環境学部を志望する人に特におすすめの活動です。農業の現場を知ることで、食料問題や環境課題への具体的な問題意識が育まれるからです。

主な活動内容は次のとおりです。

  • 農作業の手伝い(田植え・収穫・土づくりなど)
  • 農産物の販売支援
  • 農業体験プログラムの運営
農業ボランティアの例

農家の人手不足は深刻で、跡継ぎ不足や新規就農者の減少が続く農業の現場を体験できる貴重な機会です。高校生なら週末の単発イベント型から始めやすく、継続参加することで学びの厚みも増します。

農学部・環境学部志望の人は、農業ボランティアを通じて志望理由書に書ける具体的な体験を積みましょう。

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総合型選抜におけるボランティア証明書とは?

総合型選抜におけるボランティア証明書とは?

ボランティア証明書とは、いつ・どこで・どんな活動に参加したかを客観的に証明する書類です。活動の事実を日時・回数・活動時間数といった数字で示せるため、口頭だけのアピールより信頼性が格段に上がります。

証明書があることで、志望理由書や面接での語りに根拠が生まれます。大学によっては出願要件として証拠書類の提出欄を設けているケースもあるため、早めの取得が不可欠です。

ここからは次の2つのボランティア証明書に関するポイントを解説します。

  • 取得方法・依頼の流れ
  • 調査書への記載ポイント

取得方法・依頼の流れ

証明書の取得方法は、活動先の団体によって異なります。次の3つのルートが一般的です。

  • 主催団体が直接発行:団体が書式を持っている場合はそのまま申請。書式がない場合は発行方法を問い合わせる
  • ぼ活!などの第三者プラットフォームで発行:活動後にマイページからPDFでダウンロードできる
  • 自作の活動記録に担当者のサインをもらう:発行が難しい場合の代替手段として有効

申請の基本的な流れは次のとおりです。

  • 活動の事実を整理(日時・場所・内容・活動時間数)
  • 活動先に発行可否と必要書類を確認
  • 申請書や学生証コピーを提出
  • 担当者の確認・署名・押印を経て発行

発行までの期間は団体によって異なるため、受験の締め切りに間に合うよう活動終了後すぐに依頼することをおすすめします。

未成年の場合、主催団体が保護者の同意書を求めるケースもあります。保護者や学校の先生と連携して進めると安心です。

調査書への記載ポイント

取得した証明書は調査書に添付して大学に提出します。ただし、証明書を添付するだけでは評価されません。調査書に記載する内容そのものの質が重要です。

調査書に活動を記載する際には、次のポイントを意識してください。

  • 活動の開始時期・継続期間・回数を具体的な数字で書く
  • 「なぜその活動を選んだか」という動機を1〜2文で添える
  • 活動を通じて気づいたことや行動した変化を明記する

たとえば「地域清掃ボランティアに1年間・月2回参加した」という事実だけを書くのではなく、「環境問題への関心から参加し、プラスチックゴミの多さに気づいた」という気づきまで添えると、大学側の評価が変わります。

調査書の記載内容については、担任の先生にあらかじめ実績メモを渡しておきましょう。継続年数や役割を正確に記してもらいやすくなります。

総合型選抜における調査書の特徴を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

総合型選抜の実績になるボランティア活動の見つけ方

総合型選抜の実績になるボランティア活動の見つけ方

総合型選抜の実績になるボランティア活動の見つけ方にはいくつかの方法があります。ここでは、3つの見つけ方を紹介します。

ボランティア募集サイトを活用する

総合型選抜の実績になるボランティア活動の見つけ方 情報サイトを活用する

インターネットのボランティア募集サイトは、自分の志望分野やエリアで絞り込み検索できる点がとくに便利です。「高校生 ボランティア」で検索すると、高校生が参加できる活動が多数ヒットします。

なかでも活用しやすいのが、ボランティア情報サイトのactivo(アクティボ)です。activoでは地域・活動テーマ・対象年齢などで絞り込んで検索でき、自分にあったボランティアを探すことが可能です。

証明書が必要な場合は、募集ページに「ボランティア証明書発行可」の記載がある活動を選ぶと取得の手間が省けます。

地域のボランティアセンターで探す

総合型選抜の実績になるボランティア活動の見つけ方 地域のボランティアセンターで探す

自分が住んでいる地域のボランティアセンターでも、ボランティアを探すことが可能です。各地域には社会福祉協議会があり、ボランティアをしたい人と、してほしい人をつなげる働きをしています。

全国各地のボランティアセンターにはホームページがあり、場所や内容から参加したいボランティアを探せます。地域のボランティアセンターは、ネット上には掲載されていないローカルな情報を直接担当者から聞ける点が強みです。

顔の見える関係が築きやすく、継続的に参加しやすい環境が整っています。

学校の先生やキャリアセンターに相談する

総合型選抜の実績になるボランティア活動の見つけ方 学校に相談する

ボランティア活動探しに行き詰まったときは、まず担任や進路指導の先生に相談することをおすすめします。先生は過去の卒業生のボランティア事例を知っており、志望学部に合った活動を紹介してもらえる可能性が高いです。

学校によっては、校内で組織しているボランティア活動や、地域団体と連携した活動の機会が設けられているケースもあります。自分1人で探すより早く、信頼性の高い活動先を見つけられます。

また、先生に活動を報告しておくと、調査書の所見欄に活動内容を記載してもらいやすくなります。活動前後に必ず学校に共有しましょう。

総合型選抜でボランティア活動をアピールする3つのコツ

総合型選抜でボランティア活動をアピールする3つのコツ

ボランティア活動をただ羅列しても評価にはつながりません。大学側が知りたいのは、活動を通じてどう考え、どう行動し、どう変化したかというプロセスです。

ここからは下記3つのアピールのコツを解説します。

総合型選抜でボランティア活動をアピールするポイント

志望校・志望学部に関連した活動に励む

総合型選抜でボランティア活動をアピールするポイント 志望校に関連した活動に励む

ボランティア活動は、志望学部との一貫性があってこそ評価されます。なぜなら、総合型選抜は「この学部で学ぶべき理由」を行動で示せる人を求める入試形式だからです。

たとえば、教育学部志望なら学習支援ボランティア、福祉系の学部志望なら高齢者施設でのボランティアが適しています。志望学部に関連した活動をすることで、学習意欲のアピールと同時に知識・経験の深化にもつながります。

活動を選ぶ前に、志望校のアドミッションポリシーを確認し、大学が求める人物像に近い活動を選ぶことが大切です。

得た経験を具体的にアピールする

総合型選抜でボランティア活動をアピールするポイント 得た経験を具体的にアピールする

総合型選抜では、ボランティア活動を通じて得た学びや経験をアピールすることが大切です。大学側はボランティアをした結果ではなく、どんなことを学び将来にどう活かせるかということを重視します

たとえば、地域清掃のボランティア活動では、次のようなアピールが考えられます。

  • 自分は環境問題に興味があるから地域清掃のボランティアに半年以上参加した
  • 街に多くのプラスチックゴミが捨てられていることを実感し、環境問題の深刻さに気づいた。
  • 脱プラの意識やリサイクルの重要性を学んだ
  • 清掃を通じて地域の人と交流が生まれ、環境問題と地域社会の協力は不可欠だと実感した。

このように、ボランティア活動を通じての学び・課題・問題意識などを深掘りして自分の成長をアピールすることがポイントです。

面接では「その活動で一番大変だったことは?」という質問から深掘りされます。本物の経験には必ず「予想外の出来事」「失敗」「葛藤」が伴います。これを具体的に語れることが、誠実さと経験の深さを示す証拠になります。

単発ではなく継続的に活動する

総合型選抜でボランティア活動をアピールするポイント 単発ではなく継続的に活動する

ボランティア活動は、単発で行うのではなく、継続して活動することに意味があります。なぜなら単発での活動では、「受験のために実績を作っただけ」というマイナスなイメージを持たれるおそれがあるからです。

ボランティア検索サイトでは、単発募集か継続募集かで分かれており、継続募集では3ヶ月や6ヶ月以上継続できる人を求めています。

実際にボランティア活動を複数回繰り返していたり、3ヶ月以上継続していたりすると学びの量や経験に厚みが出ます。他の受験生との差別化にもつながるので、できる範囲で継続して取り組みましょう。

継続の目安は3ヶ月以上、または複数回の参加です。大学が見ているのは回数ではなく、継続のなかで何に気づき、どう行動が変化したかというストーリーの深さです。活動のたびに「気づき・変化・次にやりたいこと」を3行でメモしておくと、後から振り返りやすくなります。

総合型選抜のボランティア活動によく抱く疑問

総合型選抜のボランティア活動によく抱く疑問

ボランティア活動と総合型選抜については、多くの受験生が同じ疑問を抱えています。「嘘をついたらバレる?」「経験なしでも合格できる?」など、不安に感じている人も多くいます。

そこで最後に、総合型選抜のボランティア活動によく抱く疑問へまとめて回答します。

  • 嘘のボランティア経験はバレる?
  • ボランティア経験がなくても合格できる?
  • ボランティア以外で有利に働く活動実績は?
  • 高校3年生からでも間に合う?

嘘のボランティア経験はバレる?

嘘のボランティア経験は、ほぼ必ずバレます。なぜなら、総合型選抜の面接官は数百〜数千人の受験生を見てきており、嘘や「作り話」を見抜く感覚が鋭いからです。

本物の経験には「予想外の出来事」「失敗談」「登場する具体的な人物」が必ず含まれます。一方で嘘の経験は、すべてきれいにまとまっていて感情や葛藤がなく、深掘りされると答えられなくなります。

さらに、中央大学・関西学院大学・上智大学・立命館大学など、出願要件に証拠書類の提出欄を設けている大学では、嘘を書いた時点で出願自体ができなくなるリスクもあります。

「受験のために盛ってしまおうかな」と思った場合は、正直に活動実績の少なさを認めたうえで、今後の行動計画や問題意識の深さで勝負するほうが評価されます。

ボランティア経験がなくても合格できる?

結論、ボランティア経験がなくても総合型選抜に合格することは可能です。大学が見ているのは、ボランティア経験の有無ではなく「主体的に何かに取り組み、何を学んだか」というプロセスだからです。

部活動・生徒会・探究学習・資格取得など、ボランティア以外の活動でも、次の3点が語れれば十分なアピールになります。

  • なぜその活動に取り組んだのか(動機)
  • 活動を通じてどんな課題に気づき、どう行動したか
  • その経験が志望大学での学びとどうつながるか

ただし、志望する大学・学部によっては、出願資格にボランティア活動の実績を明示しているケースもあります。必ず志望校のアドミッションポリシーと出願要件を事前に確認してください。

ボランティア以外で有利に働く活動実績は?

総合型選抜で有利になる活動実績の例

ここまで、ボランティア活動の重要性を説明してきました。

しかし、ボランティア活動をしていなくても、他の活動でアピールできれば問題ありません。なぜなら、ボランティア活動を通して得られる経験や学び・成長をアピールすることが大切だからです。

ボランティア活動以外で総合型選抜で有利に働く活動には、次のようなものがあります。

  • 部活動
  • 生徒会活動
  • 文化祭・学校行事の実行委員

総合型選抜試験における部活や生徒会といった学校内活動の評価比重をより詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。

活動の種類よりも、その活動を通じて何を学び、大学での学びにどうつながるかを語れるかどうかが重要です。

高校3年生からでも間に合う?(新規追加)

高校3年生からでも、ボランティア活動を始めることは可能です。ただし、間に合うかどうかは志望校の出願時期と活動開始のタイミングによって大きく変わります。

総合型選抜の出願締め切りは8月末〜10月初旬のケースがほとんどです。つまり、3年生の夏休みに活動を始めても、出願書類に実績として記載できます。

ただし、次の点に注意が必要です。

  • 継続性を示すには最低でも1〜2ヶ月の活動期間が必要
  • 単発参加よりも複数回参加のほうが「主体性」として評価されやすい
  • 証明書の発行依頼は活動終了後すぐに行う必要がある

理想のスタート時期は高校2年生の夏ですが、3年生の春〜夏に気づいた場合でもあきらめる必要はありません。受験勉強と両立できる範囲で、週末や夏休みを活用して行動に移しましょう。

まとめ|総合型選抜のボランティアは目的意識と証明が鍵

この記事では、総合型選抜でボランティア活動が評価されるしくみから、おすすめの活動ジャンル・証明書の取得方法・アピールのコツ・よくある疑問まで解説しました。

総合型選抜でボランティアを武器にするためのポイントは次のとおりです。

  • 「なぜその活動を選んだか」という動機が評価の核心
  • 志望学部に関連した活動を選ぶことで学習意欲との一貫性を示せる
  • 証明書は活動終了後すぐに取得し、調査書に添付する
  • 継続的に参加することで「主体性」と「成長のストーリー」が生まれる
  • 嘘や誇張は面接で必ずバレる。誠実な姿勢が合格への近道
  • 高校3年生からでも夏休みを活用すれば実績を作れる

総合型選抜は「ボランティアをした人が勝つ入試」ではありません。自分の問題意識から選んだ活動を、証明書で裏付けながら言語化できる人が評価される入試です。

今からでも動けることはあります。まずは志望学部と関連するボランティア活動を1つ探すところから始めてみてください。

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