総合型選抜(旧AO入試)の対策塾は行くべき?体験談と必要な人の特徴

総合型選抜(旧AO入試)の対策塾は行くべき?体験談と必要な人の特徴

この記事では体験談や必要な人の特徴も交え、総合型選抜の対策塾に行くべきかを解説します。

「総合型選抜へ確実に受かるなら、塾に通ったほうがいいのかな…」
「いざ塾に通って、お金の無駄になったら嫌だな…」

「総合型選抜試験は対策塾に行った方がいい」そんな話を聞き、塾に行くべきか悩んでいる人は多いですよね。

ただ、塾でどんなことをするのかイメージが湧かず「かけたお金や時間が無駄になるのでは?」と思うと、踏み出せない人もいるはず。

総合型選抜に向けた対策は、独学と塾の両方にメリットがあります。どちらが向いているかは人それぞれです。塾に通うとサポートが受けられる一方で、独学で費用を抑えながら自分のペースで学べるという利点もあります。

そこで、この記事では総合型選抜の対策塾に行くべき人とそうでない人の特徴を解説します。実際に塾を利用した人の体験談も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 総合型選抜の対策方法を教えてもらいたい人は塾に行くべき
  • 総合型選抜では塾に行くメリットが多い
  • 塾選びを失敗しないためにはポイントをおさえる

なお、総合型選抜試験の合格に向け、どの対策塾に通えばいいのかわからない人は「推薦対策塾診断」をお試しください。

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目次

総合型選抜の対策塾には行くべきか

結論、総合型選抜の対策として塾に通うべきかは、個人の状況や目標に応じて異なります。

総合型選抜は一般選抜と異なり、試験内容や評価基準が多岐に渡ります。そのため、対策が複雑になりがちだからです。また、学習方法や進め方には個人差もあります。

ここでは、塾で試験対策すべき人とそうでない人の特徴をそれぞれ解説します。

  • 塾での対策がおすすめな人
  • 塾での対策が不要な人

塾での対策がおすすめな人

次の項目に当てはまる人には、塾での総合型選抜対策がおすすめです。

  • 総合型選抜の対策の進め方がわからない
  • 総合型選抜に特化した指導を受けたい
  • 自分に合った勉強方法を教わりたい

受験準備の手順に悩む人には、塾の学習計画が役に立ちます。講師による効率的な指導で、無駄なく学習を進めることが可能です。

総合型選抜は、学校ごとに試験内容が異なります。そのため、総合型選抜に特化した指導を受けることで、志望校に合わせた対策がしやすくなります。

総合型選抜の対策塾では、個別指導が行われていることがほとんどです。自分に合った受験テクニックを教えてもらえます。

塾での対策は、受験準備に不安がある人や、専門的な指導を求める人に適しています。

塾での対策が不要な人

次の項目に当てはまる人には、塾での対策が必ずしも必要ではありません。

  • 自力で勉強を進められる
  • 計画的に学習を続ける自己管理能力がある
  • 費用をかけずに対策したい

自分で効率よく勉強ができる人は、塾に頼らず自分のペースで受験準備を進めることが可能です。ひとりで対策できるため、独学でも合格が期待できます。

また、自分で目標を設定し、計画的に学習を続けられる人も、塾でのサポートを必要としません。自分で進捗状況を把握できるからです。

費用をかけずに対策したい場合は、独学がおすすめです。自分に合う教材を選び、自宅で対策することで、費用を抑えて準備ができます。

自己管理能力が高く、独学ができる人は、塾での対策が不要です。総合型選抜試験の勉強法を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

総合型選抜の対策塾に通うメリット・デメリット

ここからは、総合型選抜の対策塾に通うメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。

  • 通うメリット
  • 通うデメリット

独学と比べながら、塾のメリット・デメリットを知りたい人は、次の一覧表を参考にしてください。

スクロールできます
メリットデメリット
・専門的な指導が受けられるため、効率的に学習できる
・志望校に特化したカリキュラムや対策が整っている
・モチベーション維持がしやすい
・費用がかかるため、家計への負担が増える
・通学の時間や移動の手間がかかる
・他の受講生のペースに合わせる必要があり、自分の進度で進めにくい
独学・費用が抑えられ、経済的な負担が少ない
・自分に合った教材や方法を選べる
・自分のペースで学習できる
・モチベーションを保つのが難しく、途中で挫折しやすい
・自分の成績の把握がしづらい
・専門的なサポートがなく、疑問点を解決するのが難しい

通うメリット

塾に通うことで得られるメリットは多岐にわたります。それは、総合型選抜に特化したサポート体制が整っているからです。

塾では専門的な指導が受けられるため、効率のよい学習が可能です。総合型選抜に特化したカリキュラムが整っており、短期間で必要な知識を習得できるサポートが受けられます。

また、塾に通うメリットのひとつが環境の面です。他の受験生と一緒に学ぶことで励みになり、モチベーションの維持に繋がります。塾では、定期的な模擬試験や面談を通じて自分の弱点を把握できるため、目標を見据えた学習もできます。

こうした点から、塾に通うことは、効率的に集中した対策を行いたい人にとって大きなメリットといえます。

通うデメリット

総合型選抜の対策塾に通うことにはメリットが多い一方で、デメリットもいくつかあります。塾のサポートが充実している分、経済的な負担やスケジュールの制約が増えるからです。

塾の授業料や教材費は高額になることが多く、家計への負担が増える可能性があります。また、学校や部活動と塾のスケジュールを調整するのが難しく、通学時間や移動の手間もかかります。

学習の面では、塾に依存しすぎると、自主的な学習習慣が身につきにくいというのもリスクです。他の受講生のペースに合わせる必要があるため、自分のペースで学習を進めたい場合には不向きです。

デメリットを考慮し、塾が自分にとって本当に必要かを検討しましょう。

塾で総合型選抜試験を対策した人の体験談

ここからは、保護者からの口コミも交え、塾で総合型選抜試験の対策をした人の体験談を紹介します。

  • 総合型選抜専門塾AOI(旧AO推薦入試)
  • AO入試プロ希望が丘教室
  • Loohcs志塾

総合型選抜専門塾AOI(旧AO推薦入試)

総合型選抜専門塾AOI(旧AO推薦入試)は、総合型選抜専門の塾です。受験対策を通じて、生徒が「将来の夢」を見つけ、それを実現する力を育成することを目指しています。

偏差値に基づかない総合型選抜では、志望理由や夢を明確にし、大学に伝えることが重要です。独自カリキュラムは、生徒が自身の夢を見つめ直し、目標に向けて自発的に学べるように設計されています。また、壁にぶつかりながら成長を支援する姿勢で、生徒の可能性を引き出します。

総合型選抜専門塾AOI(旧AO推薦入試)大阪校 生徒からの口コミ

この塾の魅力は講師やカリキュラムなど、様々ありますが、一番大きい魅力は「雰囲気」です。生徒、講師関係なく塾内にいる人は誰とでも仲良く話し、講師はその雰囲気を作るための工夫をしているように感じました。ほとんどの生徒が講師に敬語を使わず、フレンドリーに話しかけていることも初めは驚きましたが、今ではこの雰囲気が心地良いです。

引用:塾ナビ

>総合型選抜専門塾AOI(旧AO推薦入試)渋谷校 保護者からの口コミ

講師によって指導内容の違いやレベルのバラつきが多く、子供が困惑することも多かったようです。
教材に関してはアドバイスはあったようですが、すべて自身で準備しました。 一部プリント等、塾で用意されている物もあったようですが、カリキュラムと同様に難関の有名私立対策(主に慶応)のものばかりで、他大学を志望していた娘にとってはあまり必要ない内容でした。 もう少し幅広いカリキュラムや教材があれば良かったと思います。
歳の近い講師の方など親身に相談にのって下さったようでそういう部分では感謝しています。
生徒同士や歳の近い講師の方の仲が非常に良いです。 塾というより学生の集いの場のような印象です。

引用:塾ナビ

AO入試プロ

AO入試プロ

出典:AO入試プロ

AO入試プロは、総合型選抜に特化した個別指導塾です。社会人プロ講師による質の高い指導と独自のカリキュラムを特徴としています。

AO入試プロでは、志望理由書の作成や小論文の添削、面接対策など、総合型選抜に必要な要素を徹底的にサポートします。入塾定員10名という少人数制の手厚いフォロー体制により、密な指導が可能です。GMARCHや日東駒専など、多様な大学への合格実績を持ち、幅広い志望校に対応できるのも強みです。

AO入試プロ希望が丘教室 生徒からの口コミ

大学に進学したいと考えていたものの、何から勉強すれば良いのか・・・サッパリわかりませんでした。学部は決めていたけれど、どこの大学が自分に合っているのか分からず迷っていた私に、成塚先生は合う大学を沢山出してくれて「行きたい!」と思う大学を見つけることができました。

引用:Ameba塾探し

Loohcs志塾

Loohcs志塾
出典:Loohcs志塾

Loohcs志塾は、総合型選抜や学校推薦型選抜、小論文対策に特化した専門塾です。設立から12年目を迎え、難関大学への進学率は86.1%に達しています。

講師陣は総合型選抜の合格者で構成され、受験生一人ひとりの志や魅力を引き出す指導を行います。また、個々の状況に合わせたオリジナルの学習計画を作成しているのが特徴的です。長年の指導で培ったノウハウと豊富な合格者データを活用し、最新の対策講座を提供しています。

Loohcs志塾 合格体験記

実際に総合型選抜を受けた経験のある方が指導しているところに惹かれました。自分が目指している大学の学生が身近にいてたくさん話を聞けたことがとても力になりました。サイトやキャンパス見学から知り得ない新しい魅力にも気づくことができました。

引用:Loohcs志塾

失敗しない総合型選抜の対策塾の選び方

次のポイントを押さえることで、総合型選抜の対策塾を選ぶ際に失敗を避けられます。

  • 合格実績があるか
    • 志望大学や学部への合格者数が多い塾は、その大学の入試傾向や対策に精通している可能性が高いです。公式サイトで実績を確認しましょう。
  • 提出書類や小論文の添削があるか
    • 志望理由書や小論文は合否に直結します。添削回数や対応の速さを確認しましょう。
  • 費用は相場に合っているか
    • 塾の費用は決して安くありません。指導内容やサポート体制などから、費用に見合っているかを判断しましょう。
  • 通学しやすい場所か
    • 通学時間や塾の立地も、学習に影響します。自宅や学校から通いやすいかを確認し、無理なく通える塾を選びましょう。

これらのポイントを踏まえ、塾を探したい人は次の記事を参考にしてください。オンラインでの専門塾も紹介しています。

まとめ

総合型選抜の対策塾は、志望校に合わせた指導が受けられる点でメリットがあります。しかし費用やスケジュールの面で、デメリットもあります。

対策方法が分からない人や専門的なサポートを求める人には、塾に行くのがおすすめです。独学が得意で自己管理ができる人には塾は必須ではありません。

塾に行くべきか悩んでいる人は、ポイントを押さえて塾を選ぶことで自分に合う塾を見つけることができます。

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この記事を書いた人

リエのアバター リエ Webライター

【プロフィール】
テクニカルライター(2006年~)、オンラインスクールのCS/運営の実務案件を経て、現在はWebライターとして活動中。主に、SEOライティングやYoutube台本の執筆を担当。中学・高校・幼稚園教諭免許、保育士の資格を活かした教育関連の執筆を得意としています。
【専門分野】
教育/金融/不動産
【保有資格】
中学校教諭一種免許状(英語)
・高等学校教諭一種免許状(英語)
・幼稚園教諭二種免許状
保育士免許
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
日本FP協会 AFP認定

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